狩野 洞雲(かのう どううん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.狩野 洞雲の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
狩野洞雲は、江戸時代前期に活動した絵師です。近世画壇に君臨した一大流派である狩野派の系統で、駿河台狩野家を興した画人として人気があります。また、狩野探幽の養子で、江戸幕府御用絵師の中で奥絵師4家に次ぐ家格を持つ表絵師筆頭の駿河台狩野家4代目としても知られています。
このページの目次
2.掛け軸作家「狩野 洞雲」についての概要
狩野洞雲は(1625年~1694年)は本名が狩野益信(かのうますのぶ)です。彫金家・後藤勘兵衛家の後藤立乗の長子として生まれましたが、画技を見込まれて1635年(11歳)で狩野探幽の養子となりました。狩野安信に可愛がられその娘を妻とし、徳川家光に寵愛されました。1694年に70歳で歿し、現在は上野護国院に葬られています。
3.掛け軸作家「狩野 洞雲」の生い立ちや歴史
狩野洞雲は徳川家光の寵遇厚く、43歳の時に駿河台に屋敷を与えられ20人もの持扶を給されました。その後、奥絵師四家に次ぐ表絵師の筆頭挌である駿河台狩野家を興しました。奥絵師として絵画制作の研鑽を積んだ狩野洞雲の作品は、堅実・丁寧な点が特に評価されています。
4.狩野 洞雲の掛け軸作品の代表作一覧
- 年中行事図屏風
- 百鬼夜行図
- 源頼朝像
- 天神・松・梅図(1654年)
- 毘沙門堂宸殿障壁画(1675年)
5.狩野 洞雲の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。狩野洞雲の作品も例外ではありません。まちがいなく狩野洞雲の作品であることが証明できると高い買取が期待できます。さらに、ギズやしみがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真贋(本物)かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
- 保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
- 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)
- 掛け軸の素材の質、種類
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
6.狩野 洞雲の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
国内のネットオークションで、狩野洞雲の掛け軸『花鳥図』が8万円で落札されました。この作品は40cmx80cm、模写、画家肉筆による漆(うるし)絵という条件で出品されたものでした。多少のシミやシワなどがあっても買取は可能です。鑑定書や、出所がはっきりしていればもっと高値がつく可能性もあります。
7.狩野 洞雲の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
狩野洞雲は生来生真面目な性格であったことから、堅実で丁寧な画風が特徴です。狩野洞雲の作品の中でも掛け軸は存在感のある美術品として評価も高いです。狩野洞雲の作品をお持ちでもし蔵や押し入れで眠らせたままであれば、一度査定に出されてみることをお勧めします。
その他の掛け軸について
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