狩野 山楽(かのう さんらく)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.狩野 山楽の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

日本画の歴史に巨大な足跡を残す狩野派。その重鎮の一人にして京狩野派の始祖でもある狩野山楽。豊臣、徳川両家にも仕えただけに、狩野山楽は掛け軸などの買取においても高値が期待できる作家の一人といえるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「狩野 山楽」についての概要

狩野山楽は安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した絵師です。狩野派全盛の礎を作ったことで知られる狩野永徳に弟子入りし、師匠をよく支え活躍、狩野姓を賜ります。師亡き後は狩野派の有力者の一人となり豊臣秀頼に仕えました。壮大なスケールと重厚さを併せ持ったその作品は、桃山時代の画風の典型とされます。

3.掛け軸作家「狩野 山楽」の生い立ちや歴史

狩野山楽は1559年、近江で豊臣秀吉の近侍の子として生まれました。秀吉にその才能を認められ、狩野永徳に弟子入りし養子となります。師没後は狩野派の重鎮となり、以後、豊臣、徳川両家の元で障壁画などを数多く描きました。江戸に幕府が開かれた後も京に留まり、京狩野派の始祖となりました。享年77歳、1672年でした。京都、泉涌寺に埋葬されています。なお、長男の光教は早くに亡くなり、娘婿である山雪が後を継ぎました。

4.狩野 山楽の掛け軸作品の代表作一覧

鷙鳥図襖絵
車争図
二十四孝図屏風

5.狩野 山楽の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

狩野山楽は狩野派の重鎮として豊臣、徳川という天下人の元壮大なスケールの作品を多く残しただけに、買取査定も高額となる場合があります。買取額が高値となる条件としては、まず狩野山楽の本物で間違いないといえることが条件です。その他、作品のサイズや保存の状態、落款や署名があるか、箱の有無などで査定は変化します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

狩野山楽の本物と間違いなく言えるか
作品のサイズや保存状態はどうか
落款や署名はあるか
箱はあるか

6.狩野 山楽の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

狩野山楽の掛け軸作品は、真贋不明で模写とされるものでもネットオークションで4,100円の落札価格がつけられています。『楓鹿図』という作品でサイズは125cmx26cm、紙本で軸先は骨、状態は傷み、シミ、折れがあります。箱には破損個所もあるようです。また、複製画として『花鳥図屏風』の屏風も出品されており、サイズは高さ約95cm、幅約34cm×6面。徳川黎明会公認の作品で、状態は「目立つダメージはありませんが、中古品ですので僅かなスレ、汚れ等あり」とするものが30,000円で落札されています。残念ながら真作とされる作品は人気の作家ということもあり、お目にかかれる機会は少ないですが、市場で取引が少ないため大変希少価値の高い作品と言えます。

7.狩野 山楽の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

狩野派の重鎮として豊臣、徳川両家に仕え、さらに京狩野派の始祖としてその名を残す狩野山楽。その作品は人気が高く真作であれば市場でもなかなか見る機会がないでしょう。掛け軸においても当然希少価値が高く高値となることが見込めるので、狩野山楽の作品を持っているという方は、是非一度買取査定に出されることをお勧めいたします。

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