狩野 探幽(かのう たんゆう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.狩野 探幽の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

狩野探幽は江戸時代の絵師で、徳川幕府の御用絵師として数多くの大作を残しました。日本絵画史上最大の一派、狩野派の中興の祖とされ狩野派随一の天才絵師とも呼ばれます。一時その作風により評価を落としていましたが近年見直されており、比較的高額での買取も期待できる作家といえるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「狩野 探幽」についての概要

狩野探幽は、江戸時代初期の絵師です。日本絵画史上最大の一派、狩野派に属し瀟洒にして淡白な画風で江戸時代における狩野派の反映の礎を築き、狩野派中興の祖、江戸狩野派の始祖と崇められました。「狩野派随一の天才絵師」と称され、絵師の最高位「法印」も得るなど文字通り画壇の頂点を極めました。

3.掛け軸作家「狩野 探幽」の生い立ちや歴史

狩野探幽は1602年、京で代々続く狩野派の絵師の家に生まれました。若くしてその腕を認められ、徳川幕府に迎えられ御用絵師となります。江戸に移り住むと江戸城や二条城など徳川幕府の絵画製作をその中心人物として進めます。1635年には出家し探幽斎を名乗り、狩野派の権威を揺るぎのないものにしました。安土桃山時代に築かれた画風に倣うことをやめ、淡白で瀟洒な江戸狩野派様式を生み出したことで知られています。画壇の最高峰に君臨し1674年その生涯を閉じました。

4.狩野 探幽の掛け軸作品の代表作一覧

雪中梅竹遊禽図襖(1634年)
四季松図屏風(1640年代)
桐鳳凰図屏風(17世紀中頃)

5.狩野 探幽の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

「狩野派随一の天才絵師」と称されるだけに、その作品の評価は非常に高く高値での買取も期待できる作家といえるでしょう。高値での買取の条件は狩野探幽の真作であると証明できる作品であることが第一の条件ですが他にも、作品はどれくらいのサイズか、折れや汚れ、シミなどはないか、箱の有無などによっても査定額は変わってきます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 狩野探幽の作品であると証明できるものであるか
  • 作品のサイズはどれくらいか
  • 折れや汚れ、シミなどはないか、箱はあるか

6.狩野 探幽の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

狩野探幽の作品は非常に人気・知名度ともに高い作家だけにネットオークションなどでは、模写とする作品であっても、50,000円で取引された実績があります。真作を謳ったものでは「絹本水墨瀟湘八景図八幅対」という作品で、「落款あり、鑑定状・添状・旧蔵箱・鑑定箱・三重箱付き」、サイズは「軸寸:幅(縦×横)約109×54.5㎝ 本紙寸:幅(縦×横)約25.5×38.5㎝」、状態は「とても古いお品故、掛軸特有の染み汚れや巻皺、また虫食い痕や傷みなどの経年感はございますが、大きな傷みは見受けられず良好」とする作品が、600,000円で取引されています。「雲龍瀑布観音竹虎図 絹本水墨 三福 掛軸 伝来書付二重箱」とする作品では、サイズ軸:50×173.5cm 本紙:34.5×90.5cm、状態は「汚れや擦れ、シミシワ、表装に傷み、元箱の蓋に破損等ありますが、その他に大きな傷みも無く形もしっかりとしています。軸頭は、象牙です」という作品が293,000円で落札された実績があります。

7.狩野 探幽の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

天才絵師として揺るぎのない評価を築くとともに、徳川幕府という時の権力の後ろ盾を得、絵師として位人臣を極めた狩野探幽。その歴史的背景から人気は高く、今後も高値での買取が期待できる作家といえるでしょう。狩野探幽をお持ちの方は是非一度、査定に出されてみてはいかがでしょうか。

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