狩野 吉信(かのう よしのぶ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.狩野 吉信の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

狩野吉信は桃山時代末期から江戸時代初期に活動した狩野派の絵師です。 幼くして狩野本家を継いだ狩野安信の後見人として、派内で存在感をしめした人物でした。また著名な『職人尽絵屏風』の作者としても知られるだけに、真作であれば買取価格に十分期待できるでしょう。

このページの目次

2.狩野 吉信の掛け軸作品についての概要

狩野吉信(1552年~1640年)は『職人尽絵屏風』(埼玉県川越市・喜多院所蔵)の作者として有名です。桃山時代の京都周辺の職人を活写したものとされ、これには仏師、傘師、扇師、刀師など 24種の職人図が描かれました。初期浮世絵の重要な遺品として国の重要文化財に指定されています。

3.狩野 吉信の掛け軸作品の歴史や情報

狩野吉信は天文21(1552)年に生まれました。狩野左門之季の子で、狩野元信の兄あるいは弟、狩野雅楽介之信の孫と推測されます。本名は村井久左衛門または左門、通称は源三郎、晩年には剃髪し、昌庵または昌安と号しました。狩野安信が狩野派本家を継ぐ際、狩野家の最長老・狩野長信とともに話し合い、安信の後見人として京都に住したとされます。狩野派禁中御用絵師として活躍しました。寛永17年没、89歳でした。

4.狩野 吉信の掛け軸作品の代表作一覧

  • 職人尽絵屏風

5.狩野 吉信の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

査定においての重要なポイントは作品の真贋にありますが、狩野吉信の作品は大変古いものとなるため、専門家の眼が必要となります。また、禁裏の御用絵師として活躍していたこともあり、作品の由来も重要視されるでしょう。サイズや状態、希少性なども査定価格に大きく影響してきます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 狩野吉信の署名・落款があるか
  • 名家の旧蔵など、由来があるか
  • 傷み具合はどうか(保存状態が良好であれば評価額が高くなります)
  • 付属品の欠けはないか
  • 何が描かれているか
  • 極や書付などがついていないか

6.狩野 吉信の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

狩野吉信の作品は現在ほとんど確認できていません。保存状態や作品の種類によって大きく変わりますが、総じて狩野吉信の作品は希少価値もあり、高値での取引が見込めます。名家の旧蔵品であるなど、確かな由来があるとさらに評価が高まるでしょう。

7.狩野 吉信の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

狩野吉信は狩野家直系ではありませんが、狩野長信とともに狩野派内の重鎮とされた存在でした。もし真作の優品が発見されれば、高額な値が付くことが予想されます。狩野吉信筆と思われる作品をお持ちでしたら、ぜひお声がけください。思わぬ評価を得られるかもしれません。