関 良(かん りょう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.関 良の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

関良は広東省出身の画家です。油絵にも優れており、音楽・戯劇にも精通した多才な才能の持ち主です。とりわけ京劇の人物画が優れています。京劇とは文学性、音楽性、舞踊、雑技が一体となった総合芸術で、風雅な趣きが溢れている関良の画風は世界的に高い評価を受けています。

このページの目次

2.掛け軸作家「関 良」についての概要

関良(1900年~1986年)は、広東省出身で字は良公です。1918年日本に留学し、1923年に東京太平洋美術学校を卒業しました。日本では主に洋画を学び、油絵、水彩、水墨画に長じていた関良は西洋画と現代美術を吸収した独特な画風を作り出すことに成功しました。帰国後は上海美術専門学校の教授を務めていましたが、1927年に北伐戦争へ参加し、総政治部芸術部門の部長を担当しました。

3.掛け軸作家「関 良」の生い立ちや歴史

関良が演劇に題材を求め、水墨画の創作研究に従事するようになったのは1930年頃からです。関良が描く人物画は、生き生きとした動きが特徴的で世界的に高い評価を受けています。西洋画に対しても非常に造詣が深く、1957年ベルリン芸術学院で展覧会を開き盛況を収めました。

4.関 良の掛け軸作品の代表作一覧

  • 関良京劇人物水墨

5.関 良の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

関良の京劇人物画は表現力豊かであることから人気があります。中国国内はもとより海外からも高く評価されていますので、関良の作品の買取は高額査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作家名・作品名(掛軸には落款(らっかん)と呼ばれる印鑑やサインがあります)
  • 保存状態(シミや破れのないきれいな状態で保存されていれば、高く買取できます)
  • 大きさ(高さ、横幅をご確認ください)
  • 作品の種類(神仏画、花鳥画、山水画など図柄わかれば、お知らせください)
  • 付属品(掛軸を入れる共箱や鑑定書があれば一緒にお持ちください)

6.関 良の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

2018年の嘉徳四季第50回・迎春オークションにて、関良の作品『戏剧人物(67cm×46cm)』が345千人民元(540万円)で落札されました。近現代には水墨画による戯曲人物画作品は多く制作されていますが、とりわけ関良の作品の評価が高いのは、東洋画の精神性を西洋画に融合させ新しい京劇人物画として成立させたからです。

7.関 良の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

関良による作品はどれも東西における絵画技法を融合していることから、コレクターからの人気と需要が高いです。そのため関良の作品は贋作がたくさん流通しているのが実情です。もしも関良の作品を売却しようと考えているのであれば、真作保証ができるか、作家による直筆サインが施されているかを確認しておきましょう。

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