関 山月(かん さんげつ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.関 山月の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

関山月は画家として、西南、西北の少数民族地区で写生をし多くの作品を書き上げました。スローガン「緑化祖国(りょくかそこく)」によって植樹された海岸を描いた作品は悠々とのびやかな明るさがあり、関山月特有の趣が感じられます。晩年まで精力的に創作活動に励み、掛け軸をはじめとした美術的、歴史的に価値のある作品をたくさん残しています。

このページの目次

2.掛け軸作家「関 山月」についての概要

関山月(1912年〜2000年)は広東省の出身で、広州市立師範学校にて絵画を学びました。1935年に嶺南画派の創始者である高剣父に師事しながら技術を高め、嶺南画派の第二世代を代表する画家の1人と謳われています。多数の美術学院の教授や院長も歴任する一方、晩年まで関山月の創作活動は続きました。

3.掛け軸作家「関 山月」の生い立ちや歴史

関山月は1930年代後半から美術展覧会に参加し、やがて国内外含め多くの場所で個展を開催するまでとなります。1940年代には広州市芸術専門学校の中国画科主任と教授に任命されました。同時期のアジア圏の旅行中には風景や少数民族地区を写生しており、旅行中の写生画を集めた画集の出版もしています。この写生の積み重ねの経験が、往年の関山月の絵柄を確立させたと言われています。1991年に中国の深圳に「関山月美術館」が開館し、関山月の作品が多数収蔵されています。

4.関 山月の掛け軸作品の代表作一覧

  • 双童騎牛図
  • 緑色長城(1974年)
  • 微丹点破一林緑(1980年)
  • 梅花香自苦寒来(1985年)

5.関 山月の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

関山月の作品で表現されている美しい自然の風景や迫力ある筆使いは価値が高く、高額査定の可能性があります。保存状態が良いとさらに高額買取できる可能性があります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か
  • 素材の質、種類
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っていれば査定額は上乗せできます)

6.関 山月の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

2010年に中国国内のオークションにて、関山月の巻物『山村跃进図』が3,584万元(約5億9千万円)にて落札されました。1985年に描いた『梅花香自苦寒来』も2014年の嘉徳四季第39回オークションで2千6万円で落札されるなど、関山月の作品はしばしば高額取引が行われています。関山月の作品の買取査定ポイントは、真作かどうか、そして作品の保存状態の良さにあるといえるでしょう。

7.関 山月の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

嶺南画派の第二世代を代表する画家として名を馳せた、関山月。彼の評判は国内だけにとどまらず、海外においても高い評価を得ています。関山月の掛け軸は市場需要が高く、高額査定を狙うのであれば真作証明のほかにも作品の保存状態や付属品の有無について確認しておくことをおすすめします。

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