菅 茶山(かん さざん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.菅 茶山の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

菅茶山は、1748年(延享5年)生まれた儒学者、漢詩人です。茶山の漢詩集の代表作『黄葉夕陽村舎詩(こうようせきようそんしゃし)』は、全13巻が出版され、江戸後期のベストセラーとなり多くの人々に読まれました。生涯に詠んだ漢詩は数千にも上り、この時代の第一人者として認識されていました。

このページの目次

2.菅 茶山の掛け軸作品についての概要

菅茶山は、故郷に私塾をつくり、平等な教育を広めることで貧富の差を無くすことに尽力しました。『廉塾(れんじゅく)』と改名されると、多くの人が茶山のもとを訪れました。生徒は、茶山の教えをもとに故郷に帰ると、学者として活躍しました。菅茶山の掛け軸は、草書体で書かれた書作品が残されており、軽やかな線で整然と書かれていることが特徴です。

3.菅 茶山の掛け軸作品の歴史や情報

菅茶山は、1748年(延享5年)に現在の広島県福山市で農家を営む菅波久助の長子として生まれました。京都の那波魯堂で朱子学を、和田東郭に古医方を学びます。京都では、高葛陂の私塾にも通い、大典顕常や与謝蕪村などと邂逅しました。その後故郷に戻り、1781年(天明元年)私塾黄葉夕陽村舎を開き、平等な教育、貧富格差の是正に努めました。1796年(寛政8年)には、福山藩の郷学として認可され、「廉塾」と改名しました。江戸後期には化政文化の代表的な詩人として全国に名を馳せるようになりました。

4.菅 茶山の掛け軸作品の代表作一覧

  • 黄葉夕陽村舎詩(こうようせきようそんしゃし)

5.菅 茶山の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

菅茶山の真作を保証するものが付いていると査定価格は高くなるでしょう。ほかにも仕立てやサイズ、画題などもあわせて総合的に評価されます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 菅茶山本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 軸や画の素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.菅 茶山の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

菅茶山の掛け軸などの作品はネットオークションなどでは真贋不確かなものでも数千円程度から数万円で取引されています。真作を保証するものであれば、例えば『大戸久太郎宛書状』という作品でサイズは総丈縦約130cm×幅約51cm、本紙役16cm×31.5cmで、軸先は木製、保存状態は「やや傷や汚れあり」、付属品として「長めの合箱」とするものが、18,000円で落札されています。

7.菅 茶山の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

菅茶山は、江戸後期の化政文化で有名な儒学者、漢詩人でした。茶山の漢詩は、自分が実際に見たまま、感じたままを日本人の感覚で表現し、それが大衆に受け入れられたと言われています。現在でも菅茶山の綴った書簡や漢詩が作品として多く残されています。菅茶山の作品を所有している方は、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。