勝田 竹翁(かつた ちくおう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.勝田 竹翁の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
勝田竹翁は江戸時代前期に活躍した狩野派の絵師です。特に人物・花鳥画を得意としました。徳川将軍家の御用絵師を務めあげ、勝田家がのちに幕府表絵師の一家となる基礎を築きました。当時の画壇に重きをなした人物です。高価買取が期待できるでしょう。
このページの目次
2.勝田 竹翁の掛け軸作品についての概要
明暦元(1655)年、4代将軍徳川家綱は将軍就任祝賀時に屏風20双を朝鮮通信使へ贈っています。勝田竹逸はそのうちの5双を描きました。ほかに狩野探幽ら7名も参加していますが、竹翁の担当数は抜きん出て多いといえるでしょう。また『徳川実紀』によると寛文6(1666)年の御絵始めでは探幽、狩野安信兄弟と共に3人で勤め、安信と同価の時服を与えられたことが記されています。こうした伝歴を鑑みると、当時竹翁が探幽らと肩を並べる画壇の重鎮であったことが窺えます。
3.勝田 竹翁の掛け軸作品の歴史や情報
勝田竹翁は三河国加茂郡の郷士・勝田平左衛門の子として生まれました。生没年は不詳です。名は貞信、他に定(貞)則、字は士貞、陽渓(養景・養渓)、通称は沖之丞(隠岐之丞)、別号に翠竹庵などがあります。8歳の時に土井利勝に召され2代将軍徳川秀忠の側禿となりましたが、絵の才に秀でたことから狩野休伯長信に師事。寛永7年には3代将軍徳川家光の御部屋絵師となっています。貞享4(1687)年以前に没したとされています。
4.勝田 竹翁の掛け軸作品の代表作一覧
- 孔子・顔子・曽子像(1661年)
- 神農図(1673年)
- 陶淵明図
- 鬼図
5.勝田 竹翁の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
作品の査定において最も重要なポイントは、真作であるかどうかです。勝田竹翁の作であると証明できる極書や書付などがあるとよいでしょう。またサイズや保存状態なども査定の重要な要素になります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 箱書や極書などがないか
- どのような仕立てか
- 勝田竹翁の署名・落款印があるか
- 裂や本紙に時代の違和感がないか
- 付属品の欠けはないか
- 保存状態は良好か
6.勝田 竹翁の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
勝田竹翁の作品はネットオークションで真贋不確かなものでしたが21,500円で落札された例がありました。絹本水墨の『冨士図』で、大倉好斎の極付、象牙軸で、サイズは掛け軸全体が118cm×61cm、本紙が35cm×59cm、状態は「イタミ、少しシミ有、箱破損」と説明されていました。
7.勝田 竹翁の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
勝田竹翁は徳川秀忠、家光、家綱の3代に渡って筆を揮い、狩野探幽とともに当時の画壇を担った絵師でした。もし勝田竹逸の作品をお持ちでしたら、ぜひ一度査定に出してみてはいかがでしょうか。思わぬ高値が付くかもしれません。
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