川喜田 半泥子 (かわきた はんでいし)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1. 川喜田 半泥子の作品を売りたいお客様へ
川喜田半泥子は優れた実業家でありながら陶芸家・文人としても高く評価されており、数多くの作品が今も高値で取り引きされています。自由な作風で知られる川喜田半泥子の作品について、高額買取のコツを紹介します。
このページの目次
2. 川喜田 半泥子についての解説
川喜田半泥子は三重県の豪商の16代目として生まれた実業家でありつつ、その一方で書画や俳句、陶芸等の分野でも優れた才能を発揮した現代を代表する陶芸家、文人です。特に抹茶茶碗を数多く製作しており、その自由奔放な作風で人々を魅了ししています。出来上がった作品を自ら売ることはほとんどなく、知人に贈ったとされています。
3. 川喜田 半泥子の歴史
川喜田半泥子は1878年に15代続く三重県津市の豪商川喜田家に生まれ、1歳にして16代当主となります。1903年には百五銀行の取締役、1919年~1945年まで頭取を務めた後、政治家としても活躍します。50歳を過ぎてから文化活動を開始、実業の傍らで、自宅に楽窯を作って数多くの作品を生み出します。自由で縛られない作風で何万点もの作品を製作し、そのほとんどは茶碗だったということです。東の魯山人、西の半泥子と称される程陶芸界に名を残す日本を代表する作家の1人です。
4. 川喜田 半泥子の代表作
- 萩の宿
- 松ヶ根
- すず虫
5. 川喜田 半泥子の作品の買取査定ポイント
陶芸に詳しくない人でも名前を1度は耳にする程に有名な川喜田半泥子の作品は、84歳で没するまでに5万点近く製作したと言われている程数が多いことでも知られています。川喜田半泥子は特に茶碗の作品が多いため、保存状態の良し悪しで買取査定の価格は大きく変動します。また抹茶茶碗であれば仕覆と呼ばれる茶道具を入れる袋等もある可能性がありますのでまとめて査定に出しましょう。
代表的な査定ポイント- 作品の状態の美しさ
- 割れ・欠け・汚れの有無
- 共箱・仕覆等の付属品の有無
6. 川喜田 半泥子の作品の取引相場価格
川喜田半泥子の作品の相場価格は有名な作品程高額です。例えば晩年に製作された希少な作品とされる直径約15cm、高さ約9cmの「おらんだ」という抹茶茶碗は20万円程の値がついています。また高さ約4cm、幅約19cmの「丸型鉢 秋草彫あり」には10万円前後の価値がついていますので、サイズや人気の高さ等で大きく幅があります。一方で風合いが豊かな川喜田半泥子らしさが伺える茶碗が3,000円程度で取り引きされていることもありますので、作品によって大きく異なることがわかります。
7. 川喜田 半泥子の作品の買取についてのまとめ
実業家・政治家という顔を持ちながらも文化人として活躍した川喜田半泥子は、おおらかで自由な作風で多くの人に愛されています。製作された点数も相当数ありますので、家のどこかに眠っている場合は一度プロに鑑定を依頼してみてください。
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。