川村 憲邦(かわむら けんぽう)の作品を高価買取!掛け軸作家の査定ポイントを徹底解説!

1.川村 憲邦の作品を売りたいお客様へ

川村憲邦は、昭和初期に活躍した日本画家です。川村憲邦は鯉を主題にした作品が多いですが、鯉は急流を登って龍になるという伝えから、出世魚として珍重されてきました。掛け軸の場合にも良く用いられ、好んで飾られる縁起の良い図柄のひとつです。

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2.川村 憲邦についての解説

川村憲邦は精力的に制作活動に励み、日展24回、文展3回、関展賞3回、画院賞3回の入賞を果たしました。また、上野森美術館に買い上げられた実績もあり、その画力は高い評価を受けています。

3.川村 憲邦の歴史

川村憲邦は1914年に、福岡県で生まれました。京都絵画専門学校を卒業し、京都上京区に居を構え、画業に邁進しました。掛け軸をはじめとしてたくさんの作品を制作し、日展に24回、文展に3回、関展に3回、画院賞に3度と日展、文展等において入選を重ねました。このことから川村憲邦は画力の高い高い画家として知られています。

4.川村 憲邦の代表作

  • 遊鯉
  • 薔薇
  • 清趣
  • 桔梗

5.川村 憲邦の作品の買取査定ポイント

川村憲邦の作品の買取査定ポイントは、真作かどうかという点にあります。数々の展覧会で入賞を重ねた川村憲邦は知名度が高く、贋作が作られている可能性があります。そのため、川村憲邦の作品を売却しようと考えているのなら、真作であると証明できるかどうかが高額査定のカギです。

代表的な査定ポイント
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っていれば査定額は上乗せできます)
  • シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か
  • 素材の質、種類
  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • 大きさ(高さ、横幅をご確認ください)

6.川村 憲邦の作品の取引相場価格

国内のネットオークションで、川村憲邦の『遊鯉』という作品は24,000円で落札されました。この作品は画寸46cm×54cm、作品面に作家直筆サイン、落款有りという条件で出品されたものでした。真作保証品であったことから高値で、かつスムーズな取引が成立しました。鯉はよく画題として取り上げられ多くの掛け軸作品がありますが、この作品はその中でも秀作とされています。

7.川村 憲邦の作品の買取についてのまとめ

川村憲邦は純京都画壇的な画趣ある色彩の作品が多く、数々の入賞を果たしている実力のある画家です。川村憲邦の作品をお持ちでしたら、一度査定に出してみることをお勧めします。