木戸 孝允(きど たかよし)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.木戸 孝允の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

木戸孝允は、明治維新の中心人物の一人であり近代国家日本発展の礎も築いた、明治初期屈指の政治家です。大久保利通、西郷隆盛と並び「明治維新の三傑」と称賛されています。作家の息遣いを体感できる書などの作品を求める愛好家の収集熱は高く、高額査定も期待できます。

このページの目次

2.掛け軸作家「木戸 孝允」についての概要

木戸孝允(1833年~1877年)は長州藩出身で、通称が桂小五郎で、松菊などと号しました。西郷隆盛らと倒幕に挑み、明治政府樹立に大きく貢献しました。維新後は、五箇条の御誓文、版籍奉還、廃藩置県など近代国家日本の骨子たる政策の実行にまい進しました。征韓論に反対を唱えるなど内政を重視する政治姿勢でも知られています。

3.掛け軸作家「木戸 孝允」の生い立ちや歴史

木戸孝允は、萩藩医、和田昌景の次男として生まれますが、7歳で桂家の養子となりました。1849年、吉田松陰の松下村塾に入り、1862年からは長州藩の中枢で活躍するようになりました。1866年には薩長同盟を結び、西郷隆盛、大久保利通らとともに王政復古を成し遂げました。維新後は、明治新政府の要職を歴任し、1871年には岩倉使節団の全権副使として欧米視察もしています。1877年に西南戦争が起こると明治天皇と京都に出張しますが、そのさなかに以前からの病気が悪化し、享年45歳でその生涯を閉じました。

4.木戸 孝允の掛け軸作品の代表作一覧

木戸孝允作品の買取査定では、真作であるかどうかがまず重要なポイントです。高名な政治家のため贋作が出回っている可能性もあります。保存状態などの条件はありますが、証明書、鑑定書や署名などで真作であることが証明できれば高額査定の可能性も高くなります。また、作品の来歴が明らかなものは希少価値が高騰し、さらに高値となることもあります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 木戸孝允作の証明ができるものかどうか(証明書や鑑定書があるかどうか)
  • 希少価値のある作品かどうか(作品の来歴が明確であるかなど)
  • 良い保存状態であるか(傷や汚れなどがないか)
  • 署名や印(落款)があるかどうか
  • 付属品が揃っているか(箱や袋、軸先など)
  • 作品の大きさ(尺)はどれくらいか

5.木戸 孝允の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

保存状態が良好で付属品なども揃っている真作の作品などはおおむね高い値がつくことも多く、制作された年や場所など作品の来歴が明らかな作品は歴史的価値も高騰し、さらに高評価となることもあります。作品全体が縦約205.5cm、横71cm、本紙が縦約129cm、横55.3cmの書の絹本掛け軸『戊辰之歳』は、真作保証済みで保存状態も良く、本象牙の軸先や添え状付きの時代箱など付属品も揃っていることに加え、1876年に明治天皇のご巡幸に同行した際に書かれた最晩年の作と確認できていたこともあり、57,000円で落札されました。

6.木戸 孝允の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

日本を近代国家へと導いた明治の英雄、木戸孝允はその貢献度の高さから、現代までも作品は珍重され求められていると言えます。署名や落款で真作だと証明できれば意外な高額落札の見込みもある作家です。お手元に作品がありましたら、ぜひ査定に出されることをお勧めします。

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