北島 雪山(きたじま せつざん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.北島 雪山の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

北島雪山は江戸時代前期の書家・陽明学者です。黄檗僧などから文徴明の書法を学び、唐様の書風の基礎を築いたことでその名を知られています。現在でも北島雪山の功績は高く評価されており、真作であれば数万円の値がつく可能性もあります。

このページの目次

2.北島 雪山の掛け軸作品についての概要

北島雪山は少年時代に父と共にしばしば長崎に遊学し、明国亡命の黄檗宗僧侶雪機や独立、兪立徳から文徴明の筆法を学びました。この経験は、のちに張瑞図の書風を加えて「雪山流」を始めるきっかけになりました。また、兪立徳から陽明学を学び、妙永寺の日収上人の元で書と朱子学を修めました。

3.北島 雪山の掛け軸作品の歴史や情報

北島雪山は1636年、肥後熊本藩の儒医北島宗宅の次男として生まれました。はじめ熊本藩の儒医として仕官し、1667年には藩主細川綱利に命ぜられて『肥後国郡一統志』編纂に従事しました。これは江戸時代の最も早い地誌として知られ、中世末頃の肥後国の村落構造や宗教などを研究する上で貴重な資料となっています。性格は豪放で酒を好み、奇行が多かったと伝えられています。

4.北島 雪山の掛け軸作品の代表作一覧

  • 草書唐詩五言屏風
  • 唐詩六曲屏風
  • 陶淵明詩巻

5.北島 雪山の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

陽明学者で唐様書道の基礎を開いた、北島雪山。彼の作品からは教養の高さをうかがい知ることができ、また市場価値が高いことから高額査定の見込みがあります。保存状態が良いとさらに高額取引できる可能性が高まるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 希少な作品であるか(欲しがる人が多いほど買取価格はあがります)
  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • 傷み具合はどうか(保存状態が良好であれば評価額が高くなります)
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)

6.北島 雪山の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

国内のネットオークションで、北島雪山の掛け軸は約30,000円で落札されました。この作品は本紙131cm×55.5cm、表装無し、軸先無し、箱無しという条件でしたが、真筆作品であったことから、高値で、かつスムーズな取引が成立しました。

7.北島 雪山の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

北島雪山は豪快な行・草を巧みに書き、唐様書家の先達として高く評価されています。北島雪山の掛け軸作品は人気が高いだけに偽物も多く出回っているので、まずは北島雪山本人の真作であるかどうかが大きなポイントになるでしょう。作品をお持ちの方は、ぜひ一度査定に出されることをお勧め致します。