小林 和作(こばやし わさく)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.小林 和作の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
小林和作は当初日本画を描いていましたが、洋画に転向し主に風景画を描画します。1934年広島県尾道市に移り住んだ後は、逝去するまで40年尾道で創作活動をする他、地方美術界にて指導的役割を果たしました。小林和作の作品は21世紀現在もファンが多く、人気の高い人物です。
このページの目次
2.掛け軸作家「小林 和作」についての概要
小林和作は1913年第7回文展に出品した『志摩の波切村』が入選しますが、以後は落選を続けてしまいます。その後梅原龍三郎、中川一政らに油彩画の指導を受け、春陽会展に作品を出し、1925年、1926年と続けて春陽会賞を受賞しました。以後精力的に活動し、1943年芸術選奨文部大臣賞を受賞、1971年には勲三等旭日中綬章を受賞しています。
3.掛け軸作家「小林 和作」の生い立ちや歴史
小林和作は1888年8月16日山口県吉敷郡で生誕し小学校卒業後、田中頼璋に師事しましたが、入門時に引いた風邪のせいで寝込みすぐに郷里に帰りました。1922年梅原龍三郎、中川一政の作品に感銘を受け、上京し洋画へ転向、活動が認められ春陽会会員になり、印象派以後の近代的画風へ転じます。1934年春陽会を脱退し独立美術協会に参加、東京から尾道に活動拠点を移し独立展を中心に作品を発表しました。
4.小林 和作の掛け軸作品の代表作一覧
- 志摩の波切村(1913年)
- 夏の果実(1924年)
- 風景画と随筆(1959年)
- 備南洋画秀作集
5.小林 和作の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
小林和作の作品は世間からの需要も多く、高額査定が期待できますが、価格は世間のブームにも大きく左右されますので、旬を把握しているとより高く買い取りが期待できます。作品を適切に管理して品質を保つことも重要です。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 〇〇本人の作であるか(証明書は鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名(銘)があるか
- 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
- 時代のニーズとマッチしているか
- 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
6.小林 和作の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
小林和作の作品はネットオークションの場で数千円から数万円で取引されていますが、数十万円の価格がつくことも珍しくありません。中でも真作が保証された油彩画『日本海」は、画寸は縦24cm、横33.3cm、額寸は縦40.5cm、横50cm、付属品はさし箱、黄袋、鑑定書付であり、作品状態は概ね良好とされたものが、261,250円で落札されています。
7.小林 和作の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
小林和作は天地豊麗という言葉を好んで使うように、豊かで美しい作品を描き続けた作家でした。命日の11月4日には毎年西國寺で和作忌が開かれていることから分かるように、彼を支持する人は数多く、作品を手元に置いておきたいというファンが多いため、高額査定も期待できる作家の一人です。
その他の掛け軸について
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