久我 通久(こが みちつね)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.久我 通久の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

久我通久は江戸時代後期に京都の公家の公家で生まれ公卿を務めた後、明治、大正時代には華族となり政治家、政府の要職を歴任しました。和歌や書道、謡曲、歌詞が堪能で作品を残しています。ネットオークションで出回っている作品数が少ないため、真作であれば高値が期待できるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「久我 通久」についての概要

久我通久は江戸幕府時代は公卿として要職に就き、明治維新後は貴族院議員や元老院議官、宮中顧問官など政治の分野で活躍します。和歌や歌詞、謡曲、書道、などに堪能な趣味人として知られており、多芸な人物だったと評されています。

3.掛け軸作家「久我 通久」の生い立ちや歴史

久我通久は1842年(天保12年)の江戸時代後期に京都の公家で生まれました。公卿としての要職を務めた後、維新の功臣で、1868年(明治元年)大和国鎮撫総督、1869年(明治2年)陸軍少将、元老院議官などを務めます。1884年(明治17年)に伯爵、その後宮中顧問官、第14代東京府知事、宗秩寮総裁などを歴任します。1903年(明治36年)従一位、1908年(明治41年)に再び麝香間祗候に着任し、1915年(大正4年)には大礼記念章を授与されます。

4.久我 通久の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

由来や書付など、久我通久の真作だということを裏付けるものがあれば査定価格は高くなるでしょう。また状態や仕立て、画題など、総合的な判断での査定となります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 欠けなどがなく保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
  • 久我通久本人かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
  • 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)
  • 掛け軸の素材の質、種類
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)

5.久我 通久の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

久我通久の掛け軸作品はネットオークションで、真贋不確かなものでも数千円程度から数万円で取引されています。真作を保証するものであれば、例えば『杜牧名詩遠上』という作品でサイズでは、全体寸縦約195.5cm×横約69.7cm、本紙寸縦約129.7cm×横約50cm、「絹本肉筆」、「本物保証」、作品状態は「シミ少々あり」、付属品として「淡川一康鑑定箱付き」とするものが、46,530円で落札されています。

6.久我 通久の掛け軸作品の買取についてのまとめ

久我通久は大礼記念章、 勲一等瑞宝章、 勲一等旭日大綬章などの勲章を授与されるなど、明治政府に多大な貢献をした人物でした。和歌や書道、謡曲、歌詞などにも才能を発揮しており、掛け軸作品なども現存しています。久我通久の作品を所有されている方は、真贋確認も兼ねて是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。