恋川 春町(こいかわ はるまち)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.恋川 春町の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

恋川春町は、1744年(延享元年)に生まれ、江戸中期に人気を博した戯作者、浮世絵師です。酒上不埒(さけのうえのふらち)と称し、狂歌での作品も残しています。鳥山石燕に師事して浮世絵を学び、挿絵も自ら描いた作家でした。新文芸とされる黄表紙の作品が生涯で30部にものぼるなど人気を得ています。

このページの目次

2.恋川 春町の掛け軸作品についての概要

恋川春町はという名は、江戸藩のあった小石川春日町から付けられました。1775年(安永4年)に『金々先生栄花夢』で、当世の風俗を表現し、後に黄表紙と呼ばれるようになった新しいジャンルを開拓しました。安永から天明期にかけては黄表紙の作品を多く残しており、ほかにも滑稽本や洒落本などの挿絵も手がけました。

3.恋川 春町の掛け軸作品の歴史や情報

恋川春町は、1744年(延享元年)に紀州徳川家附家老の安藤次由の家臣の家に生まれ、1763年(宝暦13年)に小島藩士となり、同年に父方叔父の養子となりました。順調に出世を重ね、1776年(安永5年)には『高慢斎行脚日記』を執筆しました。1788年(天明8年)に執筆した黄表紙の『鸚鵡返文武二道』は松平定信の施策を風刺した内容と判断され、呼び出しを受けるも病気を理由に断り、そのまま隠居することになります。1789年(寛政元年)に46歳で亡くなりました。

4.恋川 春町の掛け軸作品の代表作一覧

  • 当世風俗通(1773年)
  • 金々先生栄花夢(1775年)
  • 高慢斎行脚日記(1776年)
  • 鸚鵡返文武二道(1788年)
  • 布袋川渡りの図

5.恋川 春町の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

由来や書付など、恋川春町の真作だということを裏付けるものがあれば査定価格は高くなるでしょう。また状態や仕立て、画題など、総合的な判断での査定となります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 恋川春町の署名(銘)があるか
  • 恋川春町本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 軸や画の素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.恋川 春町の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

恋川春町は黄表紙を中心とした戯作者だったこともあり、掛け軸作品はネットオークションにもあまり出回っていません。もし恋川春町の作品をお持ちでしたら是非お問い合わせください。

7.恋川 春町の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

恋川春町は藩での出世を重ねながら、文芸の世界で新たなジャンルを開拓した作家でした。恋川春町の作品を所有している方は、真贋確認も兼ねて査定を検討してみてはいかがでしょうか。