古渓 宗陳(こけい そうちん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.古渓 宗陳の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

古渓宗陳は1532年(天文元年)、越前(現在の福井県)に生まれた安土桃山時代の禅僧です。俗姓は朝倉、諡号(しごう)は大慈広照禅師、別号は蒲庵(ほあん)と称しました。古渓宗陳の書は、ネットオークションで真作であれば数万円の高値で取引きされています。

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2.掛け軸作家「古渓 宗陳」についての概要

古渓宗陳は、高徳と豪毅な禅は世に轟き、織田信長の葬儀で導師を務めました。権勢を恐れない質性で石田三成とも衝突し、博多に左遷されたことがあると伝えられています。千利休の参禅の師であり、宗陳も茶の湯をよくたしなみました。「利休」の居士号は、宗陳が選んだものとされています。

3.掛け軸作家「古渓 宗陳」の生い立ちや歴史

1532年、古渓宗陳は現在の福井県にあたる越前に生まれました。室町時代から戦国時代にかけての高等教育機関として名高い足利学校に学び、臨済宗京都大徳寺の江隠宗顕(こういん そうけん)、笑嶺宗訢(しょうれい そうきん)に師事します。1573年(天正元年)に大徳寺で住持に就き、その後豊臣秀吉の命で、織田信長の菩提を弔うために総見院を創始しました。古渓宗陳は、茶聖として称された千利休に禅を教授したことでも有名な禅僧でした。1597年(慶長2年)2月17日に、66歳で死去しています。

4.古渓 宗陳の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。古渓宗陳の作品も例外ではありません。古渓宗陳の作品であると証明できることや、傷やしみがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 欠けなどがなく保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
  • 古渓宗陳本人の作品かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
  • 掛け軸の付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
  • 素材の質、種類
  • 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)

5.古渓 宗陳の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

古渓宗陳の掛け軸作品はネットオークションで、真贋不確かなものでも数千円程度から数万円で取引されています。模写作品でも例えば『瀟湘八景詩』という作品では、サイズは表具寸縦約103.5cm×横約33.2cm、本紙寸縦約24.6cm×横約30.8cm、「紙本」、作品状態は「本紙に時代感あり」、付属品として「二重箱入」とするものが、359,500円で落札されています。

6.古渓 宗陳の掛け軸作品の買取についてのまとめ

古渓宗陳は安土桃山時代に臨済宗の本山である京都大徳寺で住持を務め、また豊富秀吉の命により、大徳寺敷地内に織田信長の菩提を弔う総見院を開山しました。千利休の参禅の師としてよく知られています。古渓宗陳の掛け軸作品を所有されている方は、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。