近衛 篤磨(このえ あつまろ)の作品を高価買取!掛け軸の作品の査定ポイントを徹底解説!

1.近衛 篤磨の作品を売りたいお客様へ

近衛篤磨は明治時代後期の華族・政治家、公爵で、近衛篤磨の書物や掛け軸なども多く残されています。後陽成天皇の男系11世子孫でもある近衛篤磨は、第3代貴族院議長、第7代学習院院長などを務めた近衛篤磨の作品の買取査定のポイントをまとめてみましょう。

このページの目次

2.近衛 篤磨についての解説

文久3年6月に京都で生まれた近衛篤磨は、1884年に公爵に、1895年にオーストラリア留学へいきました。その後1890年には貴族院議員、学習院長、貴族院議長などを務め、東亜同文会を有志と結成、支那保全論・朝鮮扶植論を提唱しました。1900年には国民同盟会を組織して、満州からの露国撤兵の国民世論喚起にも務めています。

3.近衛 篤磨の歴史

近衛 篤磨は、文政元年に京都で呉服商の次男として生まれました。祖父は俳人の山口羅人であり円山応挙に絵を学び、円山派画風の普及に努めました。その一方で、弟子仲間の渡辺南岳と一緒に、洒落本の挿絵を描くなども活動も行っています。医学書「蘭療方」には、器物などの挿絵を担当した、息子の山口素岳も絵師になりました。山口素絢は優美な雰囲気が特徴的な日本風俗の美人画を得意としています。美人画に著名な、同門の駒井源琦は唐美人を描いていますが、山口素絢は和美人を得意としました。

4.近衛 篤磨の代表作

  • 『蛍雪余聞』
  • 『近衛篤麿日記』

5.近衛 篤磨の作品の買取査定ポイント

明治時代の政治家である近衛篤麿は書物や掛け軸などの作品も残しています。近衛篤麿の作品の買取査定を良くするポイントとしては、掛け軸であればヤケ、シミ、破れがポイントです。ヤケ、シミ、破れがあると価値が下がってしまうでしょう。また加筆や修復した形跡がある場合、査定額は下がる傾向があります。正しい保管方法で持っていれば高額査定が期待できるでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 共箱の有無
  • 書箱の有無
  • 作品の状態(シミ、汚れ、破れ、焼けなどはないか)
  • 軸先の素材

6.近衛 篤磨の作品の取引相場価格

近衛篤麿は、一行書軸や書物などの作品が残っており、高額買取が期待できます。インターネット上のオークションサイトでも近衛篤麿の書物などは取引されています。近衛篤麿の買取価格をチェックしてみると数千円のものもあれば80000円以上の高額で取引されているケースもあります。近衛篤麿の買取相場は、17000円前後であり、保存状態、共箱などの付属品があるかどうか?によっても買取価格は変動しているようです。まずは買取査定を依頼してみるとよいですね。

7.近衛 篤磨の作品の買取についてのまとめ

近衛篤麿の肉筆の画賛和歌短冊、書物、第一行書の掛け軸などは大変人気があります。達筆であった近衛篤麿の作品は非常に力強く見る人の心を惹きつけます。近衛篤麿の作品が眠っている場合には、買取査定を利用してみるとよいでしょう。