近衛 基熙(このえ もとひろ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.近衛 基熙の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

近衛基熙は江戸時代前期から中期にかけての公卿であり、朝廷内において江戸幕府との関係改善に努めた親幕派として知られています。文学にも造詣深く歌道、書道、絵画において目覚ましい才能を発揮、日記『基熙公記』において様々な分野に精通した近衛基熙の博識ぶりが伺えます。

このページの目次

2.掛け軸作家「近衛 基熙」についての概要

近衛基熙は新幕派であり、公武合体を邁進した政治家として歴史に名を残していますが、朝廷の威信に関わることでは幕府相手でも毅然と対応するなど、公卿として朝廷を第一に考えた人物であると評価されています。日記『基熈公記』では忠臣蔵で知られる赤穂事件について浅野内匠頭が起こした刃傷事件については珍事々々と愉快がっており、吉良義央に対して内心不快感があったとことが伺えます。

3.掛け軸作家「近衛 基熙」の生い立ちや歴史

近衛基熙は1648年4月28日、関白近衛尚嗣の長男として生誕し、幼名は多治丸といいます。早くに父が亡くなったため上皇に保護され成長しました。後水尾天皇の後ろ盾の元順調に出世しましたが、関白就任間近の所で後水尾天皇が逝去し、雲元天皇が親政を行うようになり、方針の違いから天皇に疎まれるようになります。その後東山天皇が即位し政敵を失脚させることに成功した近衛基熙は念願の関白に就任します。1722年9月に逝去、享年75歳でした。

4.近衛 基熙の掛け軸作品の代表作一覧

  • 陽明文庫蔵近衛基熙筆源氏物語

5.近衛 基熙の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

近衛基熙の作品の査定ポイントですが、シミや汚れは欠けなどが目立っておらず品質管理ができているかどうかが重要なポイントになります。歴史的資料が高くても、経年劣化が激しい作品はどうしても査定が抑えられてしまいますので、作品を所有の方は適切な管理で品質を保ち、査定に出すことをお勧めします。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 真作か贋作か
  • 作者の署名はあるか
  • シミや汚れや欠けなどが目立っておらず品質は良好か
  • 素材の知見
  • 付属品は揃っているか

6.近衛 基熙の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

取引相場価格は時代のニーズや、保存状態によって大きく変動します。近衛基熙の作品は絶対量が少ないため、市場にあまり流通していませんが、それゆえ希少性が高く高額査定が充分見込めるため、作品をお持ちの方は是非一度お問い合わせください。

7.近衛 基熙の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

近衛基熙は千利休の孫、千宋丹と親密に交流しており、後水尾天皇、後西院天皇を主賓に招いた茶会を開催するなど当時一級の文化人であり、幕府との関係を調整した優れた公卿でした。近衛基熙の作品は歴史的資料としての価値が高く、高額査定の可能性が高いため、作品を所有の方は一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

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