近衛 忠煕(このえ ただひろ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.近衛 忠煕の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

近衛忠煕は大河ドラマで有名な篤姫を養女として迎えた事で知られており、これにより篤姫は徳川宗家に嫁ぐ箔がつき、藤原敬子として徳川宋家に嫁ぐことができました。近衛忠煕は公武合体、朝廷の権威と幕府の武力を結び政治の安定をもたらそうと尽力した公卿であり、彼の作品は歴史的資料としての価値が高い事で知られています。

このページの目次

2.掛け軸作家「近衛 忠煕」についての概要

近衛忠煕は戊午の密勅によくかかわった事で知られており、これは1858年、孝明天皇が水戸藩に直接的に幕政改革を支持する勅書を下賜した事件です。幕府をないがしろにして朝廷から水戸藩へ支持が出たことに、大老井伊直弼は激怒し、この事がきっかけで安政の大獄が本格化しました。

3.掛け軸作家「近衛 忠煕」の生い立ちや歴史

近衛忠煕は時の左大臣、近衛基前の長男として1808年9月4日生誕、1857年父同様左大臣になりますが、安政の大獄により失脚し、謹慎生活を送ります。1862年復職し関白内覧に就任しますが翌年辞職し、京都に移住します。当時ほとんどの公卿が東京に移り住んでおり、近衛忠煕も明治天皇の要請により1878年東京に移住します。1898年3月18日逝去、享年91歳でした。

4.近衛 忠煕の掛け軸作品の代表作一覧

近衛忠煕の作品は現代においても愛好者が多く、根強い支持があるため高額査定が期待できます。付属品が充実していたり、保存状態が良かったり、証明書などで真作が証明されていたりすれば更なる高額買取が望めます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 素材の情報
  • 付属品は充実しているか
  • 証明書などで真作であることが保証されているか
  • 作者の署名や落款は確認できるか
  • 保存状態が良いか

5.近衛 忠煕の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

近衛忠煕の作品はネットオークションでも人気があり、近年確認された最も高額な取引は『近衛関白家忠煕公愛蓮説』箱のサイズが107cm×59cm、本誌が27cm×48cm、真作が保証されており、時代感、小ジミ、小ジワ、巻ジワなどがあるが概ね状態は良好であると説明されており、31,500円で落札されております。

6.近衛 忠煕の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

近衛忠煕は権力に溺れることがなく温厚な性格で知られ、明治天皇はその人柄と能力を評価し、再三上京の要請をした結果、東京に赴き効果的な助言を天皇に与えました。近衛忠煕の執筆物は現在においても学者の間で研究されており、資料としての価値が高く、高額査定の可能性が強いため、作品を所有の方は是非一度査定に出してみることをお勧めします。

その他の掛け軸について