胡 鉄梅(こ てつばい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.胡 鉄梅の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

胡鉄梅は、中国清末の画家です。文人趣味に溢れた四君子(梅・竹・蘭・菊)、花卉雑画の類を得意としていました。来日し名古屋・神戸に居住していたことから、日本でも画名が広まりました。胡鉄梅の貴重な足跡として、鳥取県の渡辺美術館に10家が揮毫した『書画合作』、愛媛県にある砥部焼きの愛山窯での茶器や花瓶への染付けがあります。

このページの目次

2.掛け軸作家「胡 鉄梅」についての概要

胡鉄梅(1848年~1899年)は安徽省桐城生まれ、名は璋。字は鉄梅です。日本人女性の生駒悦と結婚し明治初期に来日、長く滞在しました。神戸で病没後、悦夫人とともに追谷墓地追谷墓地に葬られています。

3.掛け軸作家「胡 鉄梅」の生い立ちや歴史

胡鉄梅が墨で描く山水画は、文人趣味があふれ優れていました。柚木玉邨(ゆのきぎょくそん)など日本の南画家に、流麗で品格の高い水墨画法を伝えました。明治後期の南画壇に多大な影響を与えた功績は今も高く評価されています。

4.胡 鉄梅の掛け軸作品の代表作一覧

  • 獨寉図
  • 牡丹図
  • 八百遐齢図

5.胡 鉄梅の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

日本での知名度も高く、清代の花鳥画に多大な影響を与えた胡鉄梅。水墨画の評価の中でもとりわけ梅画が飛び抜けています。胡鉄梅の作品の中でも梅画がモチーフの作品買取はかなりの高額査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作家名・作品名(掛軸には落款(らっかん)と呼ばれる印鑑やサインがあります)
  • 保存状態(シミや破れのないきれいな状態で保存されていれば、高く買取できます)
  • 大きさ(高さ、横幅をご確認ください)
  • 作品の種類(神仏画、花鳥画、山水画など図柄わかれば、お知らせください)
  • 付属品(掛軸を入れる共箱や鑑定書があれば一緒にお持ちください)

6.胡 鉄梅の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

国内のネットオークションで、胡鉄梅の水墨梅枝図の掛軸が3万円で落札されました。この作品は胡鉄梅が得意とした梅の花がモチーフになっており、箱あり、表具と本紙の状態も概ね良好という状態で出品されたものです。胡鉄梅の作品の買取相場価格は、約2万円から5万円ほどとなっています。

7.胡 鉄梅の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

日本に居を構え、日本画壇に大きく貢献した胡鉄梅の作品は人気が高く、熱心なファンやコレクターが存在します。作品の真作証明ができるなら、かなりの高額査定を見込むことができるでしょう。特に、胡鉄梅の描く梅画は定評がありますから高額査定になる可能性が高いといえます。

その他の掛け軸について