黄 永玉(こう えいぎょく)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.黄 永玉の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

黄永玉は20世紀を代表する中国画家です。黄永玉の作風は、豪放かつ独特の風格を持っています。2008年の北京五輪の開催を祝う作品を作成したことから世界的に名を知られています。その際、国際オリンピック委員会(IOC)から黄永玉に「五輪芸術賞」が贈られました。「五輪芸術賞」は人類の芸術の推進に貢献した芸術家に贈られるもので、中国人が受賞するのは黄永玉が初めてでした。

このページの目次

2.掛け軸作家「黄 永玉」についての概要

黄永玉(1924年~)湖南省鳳凰県出身で、号は黄牛や牛夫子湖、黄杏槟などと称しています。独学で絵画を学び、1939年より木版画の制作を始めました。文芸工作団員、新聞社編集員、映画制作、中央美術学院教授などを経て、雑誌「版画」編集委員に着任しました。

3.掛け軸作家「黄 永玉」の生い立ちや歴史

1940年代以降、香港で個展を開くなど優れた才を国内外で発揮しています。黄永玉はちょうどネズミ年生まれ、さらにいつも明るくてハッピーな顔をしていることから、香港では「ネズミおじいちゃん」の愛称で知られています。作品には大胆な筆跡と色使いで描かれた植物や、コミカルな表情の人物画や動物を主題としたものが多く見られます。

4.黄 永玉の掛け軸作品の代表作一覧

  • 快乐鼠(Happy Rat)
  • 五輪の木

5.黄 永玉の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。黄永玉の作品も例外ではありません。まちがいなく黄永玉の作品であることが証明できると高い買取が期待できます。さらに、ギズやしみがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 真贋(本物)かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
  • 保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
  • 大きさ(高さ、横幅をご確認ください)
  • 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)
  • 掛け軸の素材の質、種類
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)

6.黄 永玉の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

2014年嘉徳四季第40回オークションで、黄永玉が描いた『虬梅報春』が885万円で落札されました。梅花の気高い雅やかさが表現され、尚且つ梅花に象徴される民族精神と現代美術とが見事に融合されていることで高い評価を得ました。20世紀の中国の代表的な芸術家として名を広めている黄永玉。コレクター市場で希少価値があると判断された作品は高騰することがあります。

7.黄 永玉の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

2015年に黄永玉は、翌年の干支「丙申(ひのえさる)」の記念切手のデザインを手がけました。記念切手には親ザルに抱きかかえられた2匹の子ザルの姿が描かれていますが、これは一人っ子政策の正式廃止を強調する黄永玉の意図もありました。中国美術界の巨匠、黄永玉の作品は絵画や掛け軸にとどまらず多岐に渡ります。独特な作風で国内外で高い評価を得ていますので、蔵や押し入れで眠らせたままの作品があれば一度査定に出されてみることをお勧めします。

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