康 有為(こう ゆうい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.康 有為の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
康有為は、清末民初にかけての思想家・政治家・書家です。戊戌の政変後、日本に亡命、さらに日本人の女性を妻として迎えるなど康有為は日本と因縁浅からぬ人物として知られています。そのため康有為の作品は現在でも多くの人々に支持されており、熱心なコレクターが存在します。
このページの目次
2.掛け軸作家「康 有為」についての概要
康有為(1858年〜1927年)は字は広厦、号は長素、のちに更生(更甡)と称しました。幼少の頃から学問に優れた才を発揮した康有為は、1895年科挙に合格するも政治と社会の革新の必要を光緒帝に建言し、採用されて1898年の戊戌の変法の中心人物となりました。しかし西太后ら保守派のクーデター(戊戌の政変)によって失脚し、その後日本に亡命しました。
3.掛け軸作家「康 有為」の生い立ちや歴史
康有為の書に対する関心は幼少期からあり、11歳で祖父から歐陽詢・趙子昴の書を課せられました。20歳ごろには儒学者の朱次琦(しゅじき)に師事し、腕を水平にして指先に力を入れるという執筆法を受けました。その後、張鼎華に示唆され北魏「六朝楷書」に開眼し個性的な楷書体を生み出しました。康有為は現代書道の理念を確立したことで、後人の書家に大きな影響を与えました。
4.康 有為の掛け軸作品の代表作一覧
- 実理公法全書
- 六朝書道論(1914年)
- 原典中国近代思想史(1977年)
- 広芸舟双楫(1982年)
5.康 有為の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
康有為が近代書道史に名を残す転機になったのは、32歳で著した『広芸舟双輯』です。この著は、阮元・包世臣以来の碑学尊重の延長路線上にあり、とくに包世臣の六朝碑版重視の補強と拡張に意図がおかれました。六朝書道を啓蒙した功績は大きく、現在に至るまで日本でも広く読まれています。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 作家名・作品名(掛軸には落款(らっかん)と呼ばれる印鑑やサインがあります)
- 保存状態(シミや破れのないきれいな状態で保存されていれば、高く買取できます)
- 大きさ(高さ、横幅をご確認ください)
- 作品の種類(神仏画、花鳥画、山水画など図柄わかれば、お知らせください)
- 付属品(掛軸を入れる共箱や鑑定書があれば一緒にお持ちください)
6.康 有為の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
2012年に中国国内オークションにて、康有為の書の屏風が880万元(約1億4千万円)で落札されました。康有為の書は六朝風の趣多く運筆は奔放で高い評価を受けているため、作品の買取はかなりの高額査定が期待できるでしょう。
7.康 有為の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
書家として作品を残しただけでなく,近代の知識人でもあった康有為。康有為の作品にはファンが多く、作品を売却することはそれほど難しいことではありません。作品の種類によって買取相場の価格は異なりますが、真作であると証明することができるなら査定額アップに繋がるでしょう。
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