小山 栄達(こやま えいたつ)の作品を高価買取!掛け軸作家の査定ポイントを徹底解説!

1.小山 栄達の作品を売りたいお客様へ

小山栄達は1880年に東京で生まれた日本画家です。1945年に66歳で逝去するまで、武者絵や歴史画の重鎮として多くの作品を残しています。小山栄達の真作であれば高値がつく可能性があります。

このページの目次

2.小山 栄達についての解説

小山栄達は明治後半から昭和時代前期にかけて文展や帝展などに出品し、その名が周知されるようになりました。本多錦吉郎に学んだ洋画や、鈴木栄暁、小堀鞆音に師事したことから土佐・狩野両派に通じています。歴史画・武者絵の重鎮として活動しました。

3.小山 栄達の歴史

小山栄達は、1880年(明治13年)に東京に生まれ、鈴木栄暁、小堀鞆音らに師事した日本画家でした。1907年(明治40年)の東京勧業博覧会で『宗任』が三等銅賞を受賞。1911年(明治44年)の第5回文展では、『兵燹』が初入選を果たします。1913年(大正2年)の第7回文展で『大衆勢』を出品、1914年(大正3年)に『矢頃』、1915年(大正4年)には「雷鳴之陣』で3年連続の褒状を受けました。1917年(大正6年)頃には、町田曲江や矢沢弦月らとともに芸術社を組織し、武者絵を中心に帝展などで活躍しました。

4.小山 栄達の代表作

  • 宗任(1907年)
  • 兵燹(1911年)
  • 大衆勢(1913年)
  • 矢頃(1914年)
  • 雷鳴之陣(1915年)

5.小山 栄達の作品の買取査定ポイント

掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。小山栄達の作品も例外ではありません。小山栄達の作品であると証明できることや、傷やしみがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。

代表的な査定ポイント
  • いつの時代の作品か
  • 保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
  • 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きやすいです)
  • 掛け軸の素材の質、種類
  • 真作かどうか(印や落款が確認できるか)

6.小山 栄達の作品の取引相場価格

小山栄達の得意とする武者絵で真作を保証されている掛け軸で、サイズが額寸縦約183cm×横約55.5cm、画寸縦約112cm×横約33cm、作品状態は「概ね良好(少しシミがあり)」、付属品なしとするものが、26,100円の値で落札されています。

7.小山 栄達の作品の買取についてのまとめ

小山栄達は、文展や帝展などの中央官展で、多数の作品が褒状を受けており、武者絵や歴史画の重鎮と呼ばれるにふさわしい作品を残しています。小山栄達の作品を所有されている方は、真作であれば高値が付く可能性があるため、ぜひ一度査定に出してみることをお勧めいたします。