久邇宮 朝彦親王(くにのみや あさひこしんのう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.久邇宮 朝彦親王の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
久邇宮朝彦親王は江戸時代末期の政治家、皇族です。伏見宮邦家親王の第4王子として知られ、通称に中川宮(なかがわのみや)他多数あり、諱もたびたび改名しています。三条実美らによる長州藩の宮中支配に歯止めをかけるため孝明天皇から長州藩排除の内意を引出し、その後の薩会同盟を主軸にした政治クーデター(八月十八日の政変)の立役者として知られています。
このページの目次
2.掛け軸作家「久邇宮 朝彦親王」についての概要
久邇宮朝彦親王は7巻20冊に及ぶ遺作『朝彦親王日記』を残しました。この作品は1864年7月19日の禁門の変に先立つこと4日前から、1867年10月14日の討幕の密勅降下と将軍徳川慶喜の大政奉還奏請という大事件の僅か半月前までのことが細かに記録されています。久邇宮朝彦親王は宮廷内で一会桑政権の重鎮として活躍していたことから、この日記は幕末史研究の史料として重要な意味を持っています。
3.掛け軸作家「久邇宮 朝彦親王」の生い立ちや歴史
久邇宮朝彦親王(1824年〜1891年)は1836年に第120代仁孝天皇の養子となり、その2年後には奈良の興福寺の塔頭である一乗院の門主となりました。その後、青蓮院門跡門主の座につきましたが、ペリーの黒船来航で起こった日米修好通商条約の締結に反対し、さらに将軍継嗣問題で一橋慶喜を推したために大老の井伊直弼に疎まれ、安政の大獄の後は相国寺で隠居・幽閉生活を送りました。井伊直弼が桜田門外の変で倒れると、久邇宮朝彦親王は還俗し中川宮の宮号を名乗りました。
4.久邇宮 朝彦親王の掛け軸作品の代表作一覧
- 朝彦親王日記
5.久邇宮 朝彦親王の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
皇族でありながら政治家としての手腕も発揮した、久邇宮朝彦親王。現存している作品は多くありませんが、日記や書簡、掛け軸はどれも歴史的価値が高いものばかりです。とくに掛軸は希少なため、久邇宮朝彦親王の掛軸の買取はかなりの高額査定が期待できるでしょう。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 作家名・作品名(掛軸には落款(らっかん)と呼ばれる印鑑やサインがあります)
- 保存状態(シミや破れのないきれいな状態で保存されていれば、高く買取できます)
- 大きさ(高さ、横幅をご確認ください)
- 作品の種類(神仏画、花鳥画、山水画など図柄わかれば、お知らせください)
- 付属品(掛軸を入れる共箱や鑑定書があれば一緒にお持ちください)
6.久邇宮 朝彦親王の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
久邇宮朝彦親王の作品の買取相場価格は、約2万円から5万円ほどとなっています。ただし作品があまり市場に出回らない、また真贋不明の作品も多いことで知られています。そのため久邇宮朝彦親王の真作だと証明できれば、より高額な価格で取引されるでしょう。また取引相場価格は、保存状態や作品の種類によっても大きく変わってきます。
7.久邇宮 朝彦親王の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
久邇宮朝彦親王は伊勢神宮の祭主を務め、また皇學館大学を創設するなど、維新史を語る上で需要な役割を果たしてきました。希少価値が高いことから高値での取引が期待できますので、もし蔵や押し入れで眠らせたままの久邇宮朝彦親王の作品があれば一度査定に出されてみることをお勧めします。
その他の掛け軸について
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