栗原 玉葉(くりはら ぎょくよう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.栗原 玉葉の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
栗原玉葉は1883年に長崎県に生まれ、明治から大正にかけて活躍した女性画家です。本名はあやこ。日本女子美術大学で技術を学び後に教授となります。大学卒業後は端館紫川と寺崎広業から日本画を学び、30歳の時に『さすらい』で入選したのを皮切りに人気画家としての地位を確立します。玉葉の作品『夏の夕』などは「美人画の中で最も傑出している」と賞賛されているほどです。数多くの入選を果たすなどで評価されているため、高額な査定にも期待できるでしょう。
このページの目次
2.掛け軸作家「栗山 玉葉」についての概要
栗山玉葉は大正時代から明治時代にかけて活躍した有名な女性日本画家です。作品作りだけではなく女性画家の創作グループ「月耀会」の設立にも携わっており、女流美人画家を語るには外せない人物です。1922年に40歳で病没するまで数多くの作品で入選し、今尚、多くの人に愛される価値の高い作品が多く残っています。
3.掛け軸作家「栗原 玉葉」の生い立ちや歴史
栗山玉葉は1883年に長崎県で生まれました。教師として働く一方で、日本女子美術大学の学生としても邁進します。海老名弾正・寺崎広業に師事し、更に技術を会得していきます。1913年に『さすらい』が第7回文展で入選。後の文展でも褒賞や2等賞など多くの作品で次々と入選を果たし、有名美人女性画家として地位を確立させました。玉葉は1916年に現地の風俗を学びに朝鮮へ渡りました。帰国してからも『身のさち 心のさち』など、1922年に病没するまでに更に磨かれた感性を光らせ、いくつかの作品が新たに入選しています。また作品作りだけではなく、女性画家の創作グループの創業に携わり、日本女子美術大学の教授でもある玉葉は、日本画家の業界に多くの影響を与えました。
4.栗山 玉葉の掛け軸作品の代表作一覧
- さすらい(1913年)
- お約束(1914年)
- 幼などち(1914年)
- 身のさち 心のさち(1917年)
- 清姫物語(1921年)
- 解脱尼(1921年)
5.栗山 玉葉の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
栗山玉葉の作品は、教師の経験や朝鮮へ渡った時に磨かれた感性が作品にも表現され、今も尚、多くの人を魅了しています。そのため高値で取り引きされることも多い栗山玉葉の作品ですが、真作でなければその価値は高くは評価されません。鑑定書や証明書はある場合には一緒に提出をして、手に渡った経緯も伝えた方がスムーズな査定が期待できます。また同じ作品であっても、劣化の具合によって査定価格は大きく異なります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 鑑定書や証明書があるか否か
- 作品の保存状態は良好か
- 真作か否か
- 作品の知名度
- 署名・烙印の有無
- 付属品の有無
6.栗山 玉葉の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
栗山玉葉の掛け軸は、劣化を伴う場合でも高値で取り引きされる可能性があります。落札事例としましては『肉筆美人画』という作品で、サイズは185cm×53.5cm、全体に焼け、染み、折れ、擦れ、破れ、汚れが有り、左軸先に剥離が見られる為修繕の必要あり、裏面に新聞記事が貼付けしてある状態のお品が、140,000円の値で落札されました。
7.栗原 玉葉の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
栗山玉葉が創作した作品の数多くは、自身の教師になった経験や朝鮮で風俗について学んだ体験を元に、幼い少女や感情高ぶる女性像を描いた作品であり、その凛と佇む女性像は今も尚、多くの人から支持されています。そのため栗山玉葉の掛け軸は、高値で取引される場合も多いです。栗山玉葉の掛け軸をお持ちの方は、一度査定されることをお勧め致します。
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