黒崎 研堂(くろさき けんどう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.黒崎 研堂の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
黒崎研堂は江戸期から昭和期に活躍した書家で、堂々とした独自の威厳あふれる書風を確立し「近代庄内書道の父」と称賛されています。松平穆堂、吉田苞竹など後進の大家も育て、近代日本書壇に大きな足跡を残しました。その功績の大きさから、作品を手元に置きたいと欲する愛好家も数多くいます。
このページの目次
2.掛け軸作家「黒崎 研堂」についての概要
黒崎研堂は山形県鶴岡市に生まれ、名は馨、通称は与八郎といいます。庄内藩士として戊辰戦争に出陣した後は、松ケ岡開墾や北海道開拓に身を尽くします。鶴岡町会議員、金融機関済急社社長も歴任し庄内の発展に寄与する一方で、日下部鳴鶴に師事し精神の鍛練を強く意識した書道表現を追求しました。
3.掛け軸作家「黒崎 研堂」の生い立ちや歴史
黒崎研堂(1852年~1928年)は、庄内藩の家老、酒井了明の三男として生まれましたが、戊辰戦争後に庄内藩士、黒崎友信の養子となりました。1886年に日下部鳴鶴が鶴岡を訪問した際、その書に触れ大きな衝撃を受け入門するに至ります。師の書論に学び、書法の習得に没頭しました。その後、書道指導者として庄内の書道発展のため献身的に活動し、享年76歳で人生の幕を下ろしました。
4.黒崎 研堂の掛け軸作品の代表作一覧
政治の分野でも活躍した黒崎研堂は知名度も高く、贋作の書が出回っている可能性があります。作品の買取査定のポイントとしては、真作であるかどうかがまず重要です。証明書や鑑定書で真作が証明できれば、高額落札となる可能性も高くなります。また、保存状態が良いか、共箱や軸先など付属品が揃っているかも重要な査定ポイントです。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 黒崎研堂本人の作品であるか(証明書や鑑定書があるか)
- 保存状態は良いか(傷、シミ、カビなどがないか)
- 作者の署名(落款)があるかどうか
- 付属品が残っているか(共箱・袋・紐などが揃っていれば評価額は上乗せできます)
- 何の素材でできているか
- 作品の大きさはどうか
5.黒崎 研堂の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
現在、黒崎研堂の作品が市場で出回る機会は多くなく、真筆の書などの希少価値は高い状況です。署名、落款などで真作の確認ができ、傷やシミなどがなく保存状態が良好、付属品も揃っているという場合は、意外な高値がつく可能性もあります。お手元に黒崎研堂作品がありましたら、一度査定に出されて見ることをお勧めします。
6.黒崎 研堂の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
明治維新から昭和初期という時代の荒波の中で、自身の苦難にもめげず勉学と書の鍛錬の道を貫いた黒崎研堂の書跡は、清らかで端正な人柄さえも感じさせ、見る者に深い感動を与えます。味わい深い情趣を愛するコレクターが、作品を待望しています。作家の真筆だと証明でき、付属品も含めて保存状態の良い書の掛け軸などは、高額査定の見込みが高いでしょう。
その他の掛け軸について
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