草場 佩川(くさば はいせん)の作品を高価買取!掛け軸作家の査定ポイントを徹底解説!

1.草場 佩川の作品を売りたいお客様へ

草場佩川は、文武に優れた人物です。画家としては初めに南蘋派を習い、.その後、南宗画に転じました。墨竹画をよく描き、竹の佩川という称され方もしています。草場佩川が残した墨竹画は高い人気があるので、もしその作品があれば高額査定が期待できるでしょう。

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2.草場 佩川についての解説

草場佩川は、江戸後期の儒学者として有名です。漢詩に優れた才能を発揮しましたが、それだけではなく、画家としても非凡な才能を持ち合わせていました。草場佩川が残した漢詩の数は、2万首以上とも言われており、『珮川詩鈔』を始めとした数多くの著作が残されています。

3.草場 佩川の歴史

草場佩川は1787年、肥前国多久町で父である草場泰虎の次男として生まれました。母親から習った和歌をすぐに覚えるなど、幼少期から非凡な才能を発揮しており、8歳で東原庠舎へ入門します。その後も頭角を現し、わずか15歳で『句読師補』という教官の役目を果たしました。18歳で藩の命令により佐賀藩校弘道館へ入門しており、23歳の時には江戸へ行き、古賀精里を師として学びました。25歳の頃に朝鮮通信使の応接に加わるため対馬へと向かい、その時に披露した詩や書画が優れていたため、奇才であるとその才能を絶賛されたと言われています。帰郷後は東原庠舎で教職につき、そののちに佐賀藩校弘道館の教授に就任。教え子には、大隈重信など後の明治政府で活躍する人物が数多くいました。教育者として精を出す一方で、漢詩や書画も多く残してきましたが、1867年に死去。享年81歳でした。

4.草場 佩川の代表作

  • 双鶴図並賛
  • 婆心帖
  • 竹図並賛金地屏風
  • 牡丹に蝶図並賛

5.草場 佩川の作品の買取査定ポイント

査定価格が高くなる条件としては、作品の真贋が何よりも重要になってきます。画自体の出来はもちろんですが、箱書きや鑑定書の有無も査定に大きく関わってくるものです。もし、それらがそろっているのなら査定の際に必ず出すようにしましょう。大きなプラスポイントになります。

代表的な査定ポイント
  • 作品のコンディション
  • 作者の署名、落款の有無
  • 作品の大きさ

6.草場 佩川の作品の取引相場価格

草場佩川の取引相場は、作品の種類や状態によって大きく変わってきます。草場佩川の作品は市場にあまり出回っていないため希少価値が高く、高額査定が期待できるでしょう。

7.草場佩川の作品の買取についてのまとめ

草場佩川は、儒学者として多くの著作を残しました。特に漢詩の方が有名で、生涯で残した詩の数は膨大です。しかし、草場佩川は画家としての才能もあったため、画の方でも高い評価を得ています。もし、草場佩川の作品があるという方は一度お問い合わせください。思わぬ高値が付くかもしれません。