桑山 玉洲(くわやま ぎょくしゅう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.桑山 玉洲の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
桑山玉洲は江戸中・後期において、紀州三大南画家と称された日本画家です。地元の名士でもあり、多くの優れた画論を著した美術評論家としても評価が高く、高値での買取も期待できる作家といえるでしょう。
このページの目次
2.掛け軸作家「桑山 玉洲」についての概要
桑山玉洲は江戸中・後期に活躍した和歌山の文人画家です。生涯を紀伊の地で過ごし、祇園南海・野呂介石とともに紀州三大南画家と称されました。形骸化した画法を学ぶことを拒んでほぼ独学で画を学び、真景山水画に本領を発揮しました。
3.掛け軸作家「桑山 玉洲」の生い立ちや歴史
桑山玉洲は1746年、紀伊和歌浦に生まれました。家業を継いで青年期を実業家として過ごしましたが、書画の研究は幼少期より励み、20代からは本格的に画業に取り組みました。柳沢淇園や清人の伊孚九、沈南蘋に私淑し、また細合半斎に師事、池大雅、高芙蓉、木村蒹葭堂などとの交流を経て、山水画、特に真景図に自らの画風を確立させました。また『玉洲画趣』『絵事鄙言』といった優れた画論書を著し、評論家としても大成しています。
4.桑山 玉洲の掛け軸作品の代表作一覧
- 那智瀑布図
- 熊野奇勝図巻(1794年)
- 那智山・熊野橋柱巌図屏風(1797年)
- 山水図
5.桑山 玉洲の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
紀州南画壇を代表する画家であるため、高値を呼ぶことも多い作家です。高値での買取には間違いなく桑山玉洲の真作であることが条件ですが、他にも作品はどれくらいのサイズか、画題はなにか、保存状態はどうか、箱があるかないかなどによっても査定額は大きく変動します。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 桑山玉洲本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の号や字、署名(銘)や落款があるか(玉洲は数多くの号をもっています)
- 画題はなにか(真景ならなお良い)
- 保存状態は良好か(シミや折れ、虫喰いなどはないか)
- 素材は何でできているか
6.桑山 玉洲の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
桑山玉洲の作品はネットオークションなどでは真作とされるもので58,000円で落札された実績があります。画題は『秋景山水図』、サイズは掛軸全体が長さ195.5cm、横幅56.5cm、本紙は紙本で画寸は長さ114cm、横幅45cm、状態は「多少経年感があり、折れ、シワ、シミ等が見られます。」と説明されていました。また『竹岩之図』という真作とされる作品では34,800円で落札されています。サイズは掛軸全体が長さ188.5cm、横幅39cm、本紙は紙本で画寸は長さ122cm、横幅28cm、状態は「多少経年感があり、多少のシワ・シミ等が見られます。」と説明されていました。
7.桑山 玉洲の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
紀州南文人画壇を代表する画家でもあり、評論家でもあった桑山玉洲。花鳥山水、中でも真景図にみられる玉洲芸術は評価も高く、高値での買取を十分期待できる作家です。桑山玉洲の掛け軸作品をお持ちでしたら、是非一度査定に出されてみることをお勧めいたします。
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