李 苦禅(り くぜん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.李 苦禅の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

李苦禅は、中国山東省高唐県で1899年の生まれです。近代中国で最も著名な画家のひとりですが、書道家としても有名な画家です。李苦禅の特徴は、勢いや力強さがありながら和やかな風格に包まれていることです。西洋の彫刻や絵画も研究していました。好んで描いたものに、主に花鳥、魚、芭蕉、蘭竹、松が多く、「鷹」のモチーフがとても有名です。

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2.掛け軸作家「李 苦禅」についての概要

李苦禅は20歳の時、北京大学附設勤工倹学会に入り徐悲鴻(じょひこう)に師事し素描を学び、その後斉白石(さいはくせき)にも師事、書画詩を一体として表現する画風を完成させました。その独創的な画風を創造した画は、勢いや力強い躍動感があるだけでなく和やかさも感じられるのが特徴です。魚や鳥など動物も描いていますが特に鷹が有名です。

3.掛け軸作家「李 苦禅」の生い立ちや歴史

李苦禅は中国画のほか西洋画も研究し画風に取り入れて、大胆で伸びやかなのも李苦禅の特徴です。1946年に北平芸術専科学院の教授をする頃から後進の育成にも力を注ぎ、国立芸術専科学校教授、中史美術学院教授、中国美術家協会理事などを歴任しています。その傍ら晩年は大作の制作にも力を入れました。山東省済南市に「李苦禅記念館」が設立されています。李苦禅記念館には、『紅梅咲く図』や『墨竹図』などが貯蔵されています。

4.李 苦禅の掛け軸作品の代表作一覧

  • 英視後後衛神州
  • 紅梅怒放図
  • 晴雪図
  • 盛夏図
  • 双栖図
  • 蘭竹

5.李 苦禅の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

李苦禅は中国を代表する近代画家のひとりで、とても人気のある画家なので、李苦禅本人の真作であることは条件ですが、サイズや状態の良し悪しものによって査定価格は変動します。また、ものによっては模写でも高値がつくこともあります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 李苦禅自身の作であるか(証明書や鑑定書の有無)
  • 李苦禅の銘や落款(署名)の有無
  • 保存状態は良好か(シミ、汚れなどの有無)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(箱、共布、栞などの有無)

6.李 苦禅の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

李苦禅の作品はネットオークションサイトなどでは、真贋不確かなものですと安値で取引されていますが、2013年のオークションで『淵明詩意』という作品が、事前予想では200万円から300万円が見込まれていましたが、なんと、1,797万円で落札されました。近現代書画部門の落札額としては今までで最高額です。

7.李 苦禅の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

李苦禅は山水画だけでなく、鳥、特に鷹、魚、竹、松なども優れた作品を数多く残しているので、李苦禅の作品をお持ちの方は一度査定に出してはいかがでしょうか。人気の画家で偽物や工芸印刷も多く出回っていますので鑑定は経験の積んだ熟練の鑑定士に査定してもらうことをおすすめします。

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