前田 半田(まえだ はんでん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.前田 半田の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
前田半田は、幕末から明治期にかけての画家です。京都に住し、山水、花鳥画を能くしたことで知られています。前田半田は写実性を求める四条派の画家ではありましたが、装飾的な作風で花鳥を華麗に描いたことで人気がありました。
このページの目次
2.掛け軸作家「前田 半田」についての概要
前田半田(1817年〜 1878年)は医師である前田養拙の子として生まれました。四条派の中島来章から日本画を学びその後、貫名菘翁、山本梅逸を師として、京都を中心に活躍していきました。また、田能村直入に入門した児玉果亭に画法を説いたことでも知られています。
3.掛け軸作家「前田 半田」の生い立ちや歴史
前田半田は徳島県美馬郡つるぎ町の出身で、本名は前田暢堂です。名は碩、字は子果、実甫、別号は暢堂、青牛です。門人に池田雲樵、森半景、大道寺雨田、加納鉄哉、幸野楳嶺などがいます。1872年に、前田暢堂から前田半田へ改名したとされています。
4.前田 半田の掛け軸作品の代表作一覧
- 老梅小禽図
- 寒菊小禽図(1853年)
5.前田 半田の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
前田半田の作品は人気が高いだけに昔から、工芸印刷、手彩色の木版画といった偽物も多いです。鑑定が非常に難しい作家ですが、日本の百貨店や画廊などで目録や証明書付きで購入された作品であれば価値が保証されています。まずは前田半田本人の真作であるかどうかが大きなポイントです。また保存状態は良いか、制作された年代やタイトルがはっきり分かっているかなどの一般的な骨董品の査定基準ポイントもあてはまります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 前田半田本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名(銘)があるか
- 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
- 素材は何でできているか
- 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
6.前田 半田の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
国内のネットオークションに前田半田の六曲半双『山水図屏風』が出品され、約2万円で取引されました。この作品は59.5cm×173.3cm×6面、紙本という条件でした。模写作品ではありますが印刷ではないことから、30近い入札を集めすぐに買い手がつきました。
7.前田 半田の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
前田半田は掛け軸や屏風など多種の作品を後世に残しました。しかしながら未整理、未発掘の作品も多く、また真贋不明の作品も存在しています。前田半田の作品を売却しようと思っているのなら、真作証明できることはもちろん、作品の保存状態、付属品が揃っていることも確認しておきましょう。
その他の掛け軸について
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