真野 満(まの みつる)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.真野 満の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

真野満は院展において奨励賞を数回、日本美術院賞を2回受賞するなど活躍し、1980年の第65回院展では『後白河院と遊女乙前』が内閣総理大臣賞を受賞します。真野満の作風は神話や文学、歴史画をモチーフとした明快な筆線の美しさを基調とした流麗なものでした。

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2.掛け軸作家「真野 満」についての概要

真野満は1938年第25回院展において『貴人愛猫』が初入選、1941年第28回院展では『七おとめ』が日本美術院賞第三賞を受賞し存在感を示します。戦後の1952年第37回院展で『小墾田宮』1954年代39回展『伊勢物語』1955年第40回展では『泉(伊勢物語)』がそれぞれ奨励会を受賞、1957年第42回展において『羽衣』が日本美術院賞を受賞し、日本美術院同人に推挙されました。

3.掛け軸作家「真野 満」の生い立ちや歴史

真野満は1901年9月27日東京浅草にて生誕、父は日本画家真野暁亭であり兄は日本画家の真野松司という芸術一家でした。15歳から16歳にかけて尾竹竹坡に師事、1918年太田聴雨と小林三季が結成した青樹会に参加します。1927年京都市立絵画専門学校を卒業、1937年上京し安田靫彦の指導を受けました。1978年から日本美術院評議員を務め後進の指導にあたります。2000年老衰のため逝去、享年99歳でした。

4.真野 満の掛け軸作品の代表作一覧

  • 貴人愛猫(1938年)
  • 七おとめ(1941年)
  • 小墾田宮(1954年)
  • 羽衣(1957年)
  • 後白河院と遊女乙前(1980年)

5.真野 満の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

真野満は根強い人気がある作家であり、それゆえ需要が多いため高額査定が期待できます。作品が適切に管理され品質が維持されており、いつの時代の作品か把握していれば更なる高額買取が望めます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 真贋はどうか(いつの時代の作品か)
  • 作品は適切に管理され品質が維持されているか
  • 市場価値は高いか(有名作品の作家なら多少の経年劣化があっても高値が期待できます)
  • 付属品は揃っているか
  • 素材の質、種類の情報

6.真野 満の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

真野満と父である真野暁亭の作品がネットオークションにおいて55,000円で落札されました。作品は『真野暁亭と真野満、肉筆スケッチ、書簡、資料』父である真野暁亭のサインは確認できなかったが、真野満のサインは確認済みであり、状態は経年劣化によるヤケや汚れ、痛みなどあるが比較的綺麗であると説明されています。

7.真野 満の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

真野満は院展において長らく活動し、内閣総理大臣賞を受賞するなど華々しい活躍をしました。1991年には日本橋三越で真野満展が開催されるなど愛好者が多く、彼の作品は高額査定が期待できるので、作品を所有の方は是非一度お問い合わせください、思わぬ高額査定が望めるかもしれません。

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