丸山 晩霞(まるやま ばんか)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.丸山 晩霞の作品を売りたいお客様へ

丸山晩霞は水彩画家ですが、絵画以外でも頭角を現していましたので文化人としても有名でした。そんな丸山晩霞がどんな人物であったのかどんな作品があるのか探ってみましょう。作品は買取価値の高いものが多いです。

このページの目次

2.丸山 晩霞についての解説

丸山晩霞は洋画家であり版画家の吉田博に出会ったことがきっかけで水彩画に取り組むようになり、渡米もしましたしヨーロッパやシンガポール、香港にも渡りました。そんな海外の影響も受けながら、和製の水彩画を提唱し日本水彩画協会を設立しました。そのような活動のために1913年以降、日本に水彩画が広まっていきました。

3.丸山 晩霞の歴史

丸山晩霞は1867年、信濃国小県郡祢津村に生まれました。1888年彰技堂に入門して画を始め明治美術展にも出品しました。海外から帰国後の1902年には明治美術会を「太平洋画会」というなに改めて創立に一役買いました。やがて小諸義塾の水彩画教師と言う職についたのです。そして、1923年の関東大震災では被災者救済のために内弟子の関晴風と小諸・玄光院で慰霊のために「釈迦八相」を制作しました。1936年には日本山岳画協会創立後は祢津村にアトリエ羽衣荘を設立後、数々の作品を出品し1942年永眠となったのです。

4.丸山 晩霞の代表作

  • 晴天海景
  • 杏花の里

5.丸山 晩霞の作品の買取査定ポイント

丸山晩霞の作品は本人のものであるかどうか見極めないといけません。その際は落雁を見ますが、丸山晩霞はローマ字で「B .MARUYAMA」というサインがあります。専門家が見ると本人のものであるかどうかはすぐにわかります。また、時代感などがどのようなものか、ヤケやシミはどの程度であるかを考慮して査定されるのです。付属物のあるなしでも査定額は左右します。

代表的な査定ポイント
  • 許容範囲の汚れであるか
  • 額が傷んでいないか
  • ひやけはどのくらいか

6.丸山 晩霞の作品の取引相場価格

丸山晩霞の作品は4,000円から86,000円で取引されています。86,000円の作品は「白馬の神苑」という 水彩画です。サイズは作品部分は縦31.5cm、横48cmで額は53.5cm、69cm、3cmになります。ひやけ、少々のしみなどがあり、額にはすれ、キズ、よごれ、サビもありますが、許容範囲です。花が咲き誇る山の様子を空と雲を交えて描いています。状態がもっと良ければ買取額はアップしたかもしれません。

7.丸山 晩霞の作品の買取についてのまとめ

水彩画を日本に広めるという偉業を成し遂げ丸山晩霞の作品は今もなお人々に愛されています。オークションサイトでもその価値は認められており、状態が良いものでしたら数十万円の買取になる可能性もあるのです。家にあるかもと思った人は探してみてください。