円山 応挙(まるやま おうきょ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.円山 応挙の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

円山応挙は江戸時代に活躍した絵師の一人で、日本の絵画界にそれまでなかった「写生」の技法を取り入れたことで知られています。写生による繊細な描写と鮮やかな色遣いで多くの名作を世に送り出し、特に動植物の写生画が有名です。代表作の一つ「雪松図屏風」が国宝に指定されていることもあり、日本国内のみならず海外にも多くのファンを持つ日本を代表する絵師の一人で、高値での買取が期待できる作家です。

このページの目次

2.掛け軸作家「円山 応挙」についての概要

円山応挙は江戸時代中期(1733年)生まれの絵師。江戸中期から後期にかけて活躍しました。現代にまでその系統が続く「円山派」の祖であり、諸説はあるものの「足のない幽霊」を最初に描いた画家ともいわれています。応挙の残した功績で最大のものは、それまでの日本の絵画には見られなかった「写生」の技法を取り入れたことで、このため応挙は「写生派の祖」とも呼ばれています。

3.掛け軸作家「円山 応挙」の生い立ちや歴史

円山応挙は1733年に現在の京都府亀岡市あたりで農家の次男として生まれました。10代の後半頃に京へ出て絵の修行を始めています。30代のころから「応挙」を名乗り始めその腕を認められ始めると、大きな門跡や豪商・三井家などにパトロンとして支えられ数々の名作を世に送り出しました。また、兵庫の大乗寺や郷里の金剛寺の障壁画群なども代表作といるでしょう。最晩年の作品である「見立江口の君図」や「四季遊戯図巻」などは、純粋には肉筆浮世絵とは言えないものの、浮世絵的雰囲気を持つ作品として、また上方風俗図として高い評価を得ています。

4.円山 応挙の掛け軸作品の代表作一覧

  • 「七難七福図」1768年作
  • 「孔雀牡丹図」1771年作
  • 「朝顔狗子図杉戸」1784年作
  • 「雪松図屏風」(国宝)約1786年作

5.円山 応挙の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

円山応挙の作品は日本国内のみならず海外にもファンがいるほどで、このため高額になるケースが多く見られます。未発表の作品ならば非常な高額になる可能性もあります。もちろん、真作であることが条件で、その他にも保存状態や箱があるかないか、さらに大きさなどによっても査定額は変化します。

  • まぎれもない円山応挙の真作か
  • 良好な保存状態であるか
  • サイズは大きめであるか

6.円山 応挙の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

真贋鑑定のなされていないものも含め、ネットオークションなどでは数千円から数十万円で取引されています。真作を謳ったものでは最近では本紙サイズが横35 × 縦78.5 cm、総丈サイズが横47 × 縦159 cmのもので絹本着色の箱入りの作品が、401,000円で取引されています。さらに、「大きな傷みもなく総じて抜群に良好な状態」とされるもので、本紙サイズが横36×103㎝の作品が329,500円で取り引きされるなど人気を誇ります。

7.円山 応挙の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

江戸時代中期に京で活躍した代表的絵師、円山応挙。写生の技法を重視した繊細な描写と色遣いは、今も多くのファンを魅了しています。その人気は国内にとどまらず海外にも及び、一部の作品は国宝に指定されていることもあり今も非常に人気が高く、真作であればかなりの高額で取引されています。もし、応挙の作品をお持ちであれば、是非一度査定に出されることをご検討ください。

その他の掛け軸について