松田 忠一(まつだ ちゅういち)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.松田 忠一の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

松田忠一は京都や奈良の古仏をモチーフとして書き続けた洋画家であり、有馬生馬、石井柏亭らによって創立された、一水会常任委員を務め、関西において研水会を設立、後世の画家の育成に尽力しました。松田正平の作品は研究者の間で注目を集めており、注目に値する作家の一人です。

このページの目次

2.掛け軸作家「松田 忠一」についての概要

松田忠一は『騎士と二人の女』『馬と女』で第19回二科展において初入選し頭角を現します。1954年第10回日展では『阿修羅』が特選、評判を確固たるものとしました。1956年第12回では『三月堂内陣』で岡田賞を受賞、1966年から審査員を務めます。

3.掛け軸作家「松田 忠一」の生い立ちや歴史

松田忠一は1894年4月19日、島根県出雲市で生誕し、1918年東京美術学校図画師範科を卒業します。1925年から2年間フランスに留学した他、1931年にも1年間フランスで過ごしました。1947年西洋絵画の伝統である写実の本道を守ることを精神とした一水会の会員となり、1960年同会の委員となります。1983年7月31日脳出血のため大阪市の自宅で逝去、享年89歳でした。

4.松田 忠一の掛け軸作品の代表作一覧

  • 騎士と二人の女(1932年)
  • 馬と女(1932年)
  • 阿修羅(1954年)

5.松田 忠一の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

松田忠一は数々の賞でその実力を示したことからも分かるように、実力、人気ともに安定した作家であり、作者の落款や署名の有無や、適切な保存をされており品質が良好であるなどの条件をクリアしていれば高額査定を望めるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 付属品はどれだけあるか
  • 〇〇本人の作なのかどうか
  • 作者の落款や署名の有無
  • 適切な保存で品質は良好か
  • 作品の旬が外れていないか

6.松田 忠一の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

松田忠一の作品は状態が悪い作品も含めれば、ネットオークションの場で数千円から数万円で取引されており、近年最も高額で落札された作品は『スイトピー』です。松田忠一の署名がある真作で、画寸は高さ33.5cm、幅24cm、額寸の高さ52.5cm、幅44cm、経年や使用に汚れやスレなどがあるとされたものが、16,500円で落札されています。

7.松田 忠一の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

松田忠一は一水会会員であることからも分かるように、西洋絵画の伝統である、写実の本道を守る事を意識しながらも、京都や奈良の大仏をモチーフにするなど和洋の良さを巧みに取り入れた作家です。松田忠一の作品を保有されている方は是非一度査定に出してみてはいかがかでしょうか。

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