松平 不昧(まつだいら ふまい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.松平 不昧の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

松平不昧は江戸時代を代表する茶人で、出雲松江藩の第七代目藩主です。名は松平治郷といい、剃髪して名乗った号「不昧」から松平不昧と呼ばれるようになりました。大名としての行政よりも、茶人として有名で、松平不昧の茶室は現在でも重要文化財として残されています。茶人として一流であった松平不昧の掛け軸や好みものは希少価値、芸術的価値、歴史的価値のどれもが高く買取でも高額査定されることも少なくありません。

このページの目次

2.掛け軸作家「松平 不昧」についての概要

松平不昧は江戸時代の後期に活躍した大名茶人であり、松平不昧を祖とする「不昧流」は現代まで続いています。10代のころから茶の湯や禅学に取り組み、石州流を基本としながらも他の茶流に触れ、独自の茶流を作り上げました。書道では、藤原定家の書風を規範とした「定家流」の名手で、極端な筆圧の強弱のついた線質が特徴的です。日本茶道史に名を残し、日本を代表する茶人として現在も高い評価を得ています。

3.掛け軸作家「松平 不昧」の生い立ちや歴史

1751年に出雲松江藩・第六藩主の松平宗衍の次男として誕生。1767年に家督を継ぎ、出雲松江藩の第七代目藩主となります。当時の松江藩は財政が破綻しており厳しい政策を掲げながらも、木綿や朝鮮人参などの特産品栽培を行うことで財政革命を成功させました。ですが、財政が潤った後は高額な茶器を多く購入するなどして散財し、また財政が悪化する事態となりました。1806年には家督を長男に譲り隠居し、1818年の68歳で死去。政治家としての評価は低いものの、茶人としては素晴らしい才能を持っていた人物です。

4.松平 不昧の掛け軸作品の代表作一覧

松平不昧画像(江戸時代)
喝(江戸時代)

5.松平 不昧の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

松平不昧の作品は江戸時代のものであるため歴史的価値があり人気が高いです。そのため、どのような作品でも高額買取が期待できる場合が多いですが、真作保証書や共箱があり署名が確認できればさらに高値で買取される可能性が上がります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

真作であるかどうか
割れや欠けがなく保存状態が良好であるか
折れやシミがなく保存状態が良いかどうか
共箱や共シールがあるかどうか

6.松平 不昧の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

松代不昧の作品の買取価格をインターネット上で公開している業者はほとんどありませんが、オークションでは高額落札されることが多いです。掛け軸では、20万円で落札されたケースがあり、これは縦114.5cm横75.5cmの会記でした。縦116cm横46.7cmで合わせ箱の掛け軸は、33,500円で落札されていました。オークションでは5万円から10万円ほどで落札されることが多いようですが、人気の高い著名な人物のため、然るべき鑑定を受ければ、数十万円から数百万円の査定額がつくこともあります。

7.松平 不昧の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

松平不昧は江戸時代に活躍した代表的な茶人です。政治家としての評価は低いものの、茶人としては優れた才能を発揮して「不昧流」という独自の茶流を生み出しました。松平不昧の活動は近代の茶人にとっての軌範とされ、現代でも高い人気を誇ります。松平不昧の作品は人気が高く、数十万円から数百万円の査定額がつくこともあるので、掛け軸などをお持ちの方は、ぜひご相談ください。

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