松平 定信(まつだいら さだのぶ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.松平 定信の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
松平定信は江戸時代中期の政治家です。藩政に打ち込むと同時に文化人としても知られ、白河楽翁と名乗って書物も多く書いています。『花月草紙』、『宇下人言(うげのひとこと)』、『集古十種』等100以上の著書を残したほか、頼山陽をはじめ多くの学者との交流を持ったことでも知られています。
このページの目次
2.掛け軸作家「松平 定信」についての概要
政治家としての素質だけでなく文化的素養も持ち合わせていた松平定信は、絵を描きその腕前は一定の水準に達していました。画風は狩野派風、あるいは南蘋派で、現在までに30点ほどの作品が確認されています。
3.掛け軸作家「松平 定信」の生い立ちや歴史
松平定信(1758年~1829年)は田安宗武の子で、8代将軍徳川吉宗の孫にあたります。白河(福島県)藩主松平家の養子となり、藩主となってからは藩財政の再建に力を注ぎ天明の大飢饉を切り抜けました。藩政の建て直しの手腕を認められた松平定信は1787年に幕府の老中首座に迎えられ寛政の改革で幕政再建を目指したものの、きびしい倹約政策などが反発を受け僅か6年で老中を失脚しました。
4.松平 定信の掛け軸作品の代表作一覧
- 閑なるあまり
- 花月草紙
5.松平 定信の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
政治家としてだけでなく、作画、詩歌にも精通し文化人としての一面も持ち合わせていた松平定信。彼の作品からは教養の高さをうかがい知ることができ、また知名度が高いことから高額査定の見込みがあります。保存状態が良いとさらに高値で売却できる可能性が高まるでしょう。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名・落款(らっかん)があるか
- シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か
- 素材の質、種類
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っていれば査定額は上乗せできます)
6.松平 定信の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
国内のネットオークションで、松平定信の書巻物『有芳御額記』が6万5千円で落札されました。この作品は35cmx280cm、紙本という条件で出品されたものでした。付属品の箱が破損するなど多少の経年劣化があったものの、真作が保証された作品であったことからスムーズな取引が成立しました。
7.松平 定信の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
寛政改革を推進した中心人物、松平定信。幼い時より儒者の大塚孝綽に師事して学問に励み俊才の誉れが高かったことでも知られています。人気が高いだけに偽物も多く出回っているので、高額査定を希望するならまずは松平定信本人の真作であるかどうかが大きなポイントになるでしょう。
その他の掛け軸について
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