松生 歩(まついけ あゆみ)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.松生 歩の作品を売りたいお客様へ

現代美術日本画家である松生歩は、現在も意欲的に画筆を振るう一方で、絵本の挿し絵やエッセーなど、様々な出版物の著書もあり、現在でも第一線で活躍する作画家です。また現在は、京都造形芸術大学教授を務めており、得意とする絵画作品と、自作の物語や詩の中でテーマを掘り下げ、各地での個展など幅広く活躍しています。

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2.松生 歩についての解説

日本画女流画家である松生歩は、独自の感性をもつ数少ない現代美術アーティストと言える人物で、その表現方法は観るものに感動を与え、惹きつけてやみません。その独創性は、生命の根源についての考察を基とし、生命の神秘や宇宙、自然といったもので、こうしたコンセプトをモチーフに、精力的な作画活動をしています。

3.松生 歩の歴史

松生歩は、1959年大阪市生まれで、京都市立芸術大学日本画科に入学し、現代美術絵画を学ぶことになります。22歳の折、京都美術展での大賞を受賞したのを皮切りに、大学を卒業すると、1983年山種美術館賞展大賞受賞、「咲くやこの花賞」受賞・京都市芸術新人賞を受賞し、1988年には菅楯彦大賞展にて大賞を受賞するという快挙を得ました。その後、数々の個展を開き、2014年には京都府文化賞功労賞の受賞、現在は京都造形芸術大学教授として、美術工芸学科の学科長を務めています。

4.松生 歩の代表作

  • 『浴後』(1982年)
  • 『午後の慈光』(1983年)
  • 『初夏の朝 本郷の村で』(1984年)
  • 『胸の奥に』(1988年)
  • 『気配』(2005年)

5.松生 歩の作品の買取査定ポイント

現代美術の日本画家として、人気の高い松生歩は、女性ならではの感性で、現在でも意欲的な活動を見せているアーティストです。作品の買取査定ポイントとしては、作者の知名度や代表作が大きな比重を占めますが、保存状態の良しあしは、との絵画においても大きな比重を占めるものです。

代表的な査定ポイント
  • シミ、カビ、しわ、破れ、日焼け、色落ち、虫食いなどがない事
  • 付属品あるいは付属部の保存状態
  • 真作であること
  • 署名あるいは落款が押されているか

6.松生 歩の作品の取引相場価格

ヤフーオークションなどでは、比較的多くの松生歩の作品が見られるほか、絵本や詩集などの著作本なども出品されています。人気の作品は、高値で取引きされることもあり、「春の庭」縦50cm×横60.6cmは日本画の12号サイズで、1,000円からの入札開始で116.000円での落札となりました。同作品の絵の状態は良好で、66.8cm×77.3cmの額入り及び、黄袋・タトウ箱でのこん包となっています。

7.松生 歩の作品の買取についてのまとめ

松生歩は、独自の人生観や生命の神秘といったモチーフの作品が多く、現代美術の巨匠女流画家及び作家として注目を浴びています。絵本も人気で、宮沢賢治の童話をもとにした仕事も多いのが、松生歩の特徴と言えるでしょう。