松下 烏石(まつした うせき)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.松下 烏石の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

松下烏石は、江戸時代中期の日本の書家です。号は烏石のほかに菽竇処士、青蘿主人、東海陳人、白玉斎などがあります。本姓は松下氏ですが修姓を葛としたことから、葛烏石、葛辰とも称しました。『消間印譜』やその他多数の法帖を刊行したことで知られ、松下烏石は掛け軸などの作品も高値を期待できる作家の一人といえます。

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2.松下 烏石の掛け軸作品についての概要

松下烏石ははじめ佐々木文山、のち細井広沢に師事し、欧陽詢の流れを汲んだ唐様の書法を習得しました。烏石の号は江戸鈴ケ森八幡にあった三角形の御影石に由来します。この石は表面にカラスの模様のある天然石で、「烏石」と呼ばれ珍重されていました。これを自らの号とし、磐井神社(東京都大田区大森)に寄進しました。その後、江戸文人の間で評判になり、鑑賞のために訪れる者が後を絶ちませんでした。

3.松下 烏石の掛け軸作品の歴史や情報

松下烏石は、幕臣の松下常親の次男として江戸に生まれました。書家としては一流でしたが、同時に放蕩無頼な気質があり、書肆から大金を借りて返さないなどの悪評も多数残っています。江戸古川に住んでいましたが明和年間に京都に移り、西本願寺の賓客として晩年を過ごしました。

4.松下 烏石の掛け軸作品の代表作一覧

  • 消間印譜
  • 書学大概
  • 櫂推字原

5.松下 烏石の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

松下烏石の作品の買取査定ポイントは、真作かどうかという点にあります。松下烏石は知名度が高いことから、贋作が作られている可能性があります。そのため、松下烏石の作品を売却しようと考えているのなら、真作であると証明できるかどうかが高額査定のカギです。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 大きさ(高さ、横幅をご確認ください)
  • 作家名・作品名(掛軸には落款(らっかん)と呼ばれる印鑑やサインがあります)
  • 保存状態(シミや破れのないきれいな状態で保存されていれば、高く買取できます)
  • 作品の種類(神仏画、花鳥画、山水画など図柄わかれば、お知らせください)
  • 付属品(掛軸を入れる共箱や鑑定書があれば一緒にお持ちください)

6.松下 烏石の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

松下烏石は作品を多数制作しましたが、現像している作品に掛け軸はあまりありません。そのため松下烏石の掛け軸の買取相場価格は残念ながら不明となっています。取引相場価格は、保存状態や作品の種類によって大きく変わります。松下烏石の真作であることが証明できる作品であれば高値で取引される可能性があります。

7.松下 烏石の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

唐様書家として名を上げた松下烏石は、躍動的な書に特徴があります。自在な書きぶりで、現代でも世人に広く親しまれています。松下烏石の作品の売却をお考えでしたら、一度ご相談ください。