三橋 節子(みつはし せつこ)の作品を高価買取!三橋 節子の査定ポイントを徹底解説!

1.三橋 節子の作品を売りたいお客様へ

三橋節子は主に秋野不矩に師事し「立裸婦」を皮切りに数々の賞を受賞しました。かげりのある女性や幼子の表情をとらえることに長けていた画家です。鎖骨にがんを患い右手を切断しますが、絵を描くことへの情熱を捨てず左手で捜索を続けた情熱の画家です。晩年は近江の昔話をもとに多くの作品を描きました。

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2.三橋 節子についての解説

三橋節子は温かな表情のインドの方々を描くなど、若手のころから注目されました。立裸婦が新制作春季展に入選してから数々の賞を受賞し、結婚して大阪大津に移ってからもたくさんの作品を描きました。鎖骨腫瘍で右腕を切断してからも左手で政策を続け、1974年には左手で描いた作品「花折峠」で滋賀県芸術祭賞を受賞しています。右手を切断しても病は進行し夫や子供を残しこの世を去る直前まで筆を握り続けました。

3.三橋 節子の歴史

三橋節子は大阪に生まれ京都で育ちました。母方の従兄弟には小説家の長谷川海太郎や画家の長谷川潾二郎などがいます。京都市立美術大学日本画科に入学し秋野不矩に師事、1960年在学中に立裸婦が新制作春季展で入選しました。1967年から数年インド・カンボジアへの旅行団に参加、その後、カルカッタの少年たちやベナレスの物売りなど描きました。1973年には右手の最後の作品となる湖の伝説を描き、鎖骨腫瘍により右手を切断、それでも三橋節子の絵に対する情熱は失われることなく左手の作品も多数世に残しています。

4.三橋 節子の代表作

  • 池畔(1968年)
  • 浜辺のくさまお(1974年)
  • 雷獣3(1974年)

5.三橋 節子の作品の買取査定ポイント

三橋節子の作品を査定に出す前に付属品などがあるようなら揃え一緒に出すようにしましょう。箱や袋、説明書類などがあることで買取金額に差が出ることもあります。日本画は古い作品が多く、長く保管している作品ほど経年劣化しますので早めに査定に出すことと、日本画家に詳しい査定士がいる買取専門店に出すことが求められます。保存しておく場合は湿度や気温などに気を付けてできる限り紫外線など当たらない場所に保管しましょう。額などに損傷があっても安易に変えずそのまま査定に出すほうが安心です。

代表的な査定ポイント
  • 付属品があるかどうか
  • 状態がいい(シミ・汚れ・カビがない)
  • 出来栄えがいい
  • 専門査定士がいるところに出す

6.三橋 節子の作品の取引相場価格

三橋節子の希少画集画「池畔」額装付、美しい池のほとりを描いた画集作品の1ページを新しい額で額装したものです。三橋節子らしいタッチと構成が見られ植物画の中にも彼女らしい物憂げな絵が印象的です。絵の部分は約22cm×18.5cm、額のサイズは約30cm×24cmです。額枠は黒・マットの黒でアクリルガラス付となっています。三橋節子作品の取引相場価格は20,000円から25,000円くらいです。画集作品の一部なので傷などもなく状態が非常に美しい作品に仕上がっています。

7.三橋 節子の作品の買取についてのまとめ

三橋節子の作品は美しく繊細なものが多く、若い世代でお亡くなりになっているため世に出る作品数が少ない状態です。買取に出す商品があれば保管している間に劣化が進まないように早めに買取店で査定してもらうほうが安心でしょう。傷やシミなどがつけばその分買取金額が下がります。