宮入 行平(みやいり ゆきひら)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.宮入 行平の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
宮入行平は、現在刀剣では二人しかいない重要無形文化財保持者(人間国宝)の一人として非常に高名な刀匠です。気迫漲る筆跡が冴える書なども残しており、歴史的価値の高さから書作品を求める愛好家も多く、希少価値を高めています。
このページの目次
2.掛け軸作家「宮入 行平」についての概要
宮入行平(1913年~1977年)は長野県坂城町出身で、本名は堅一です。1938年、大日本刀匠協会展で初めて制作した作品が名誉賞に輝きます。さらに、1940年には同展で文部大臣賞を受賞するなど、傑出した刀匠として名を馳せました。志津兼氏や山浦清麿を研究し、荘厳で清廉な独創の作風を確立しました。
3.掛け軸作家「宮入 行平」の生い立ちや歴史
宮入行平は、祖父の代からの鍛冶屋に生まれ、1937年に上京し栗原昭秀の日本刀鍛錬所に入りました。発表した刀剣は展覧会で受賞を重ね、戦時中は伊勢神宮式年遷宮御太刀を創作しています。終戦後は故郷で作刀を進め、1955年に日本美術刀剣保存協会による第一回美術審査会で特賞を受賞すると、1959年まで5回連続で特賞を得るという偉業を成し遂げました。1963年、刀匠の重要無形文化財(人間国宝)に認定されました。さらなる情熱を注ぎ他の追随を許さない数々の名刀を生み出し、64歳で生涯を終えました。
4.宮入 行平の掛け軸作品の代表作一覧
- 刀匠一代
5.宮入 行平の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
宮入行平の作品はその功績の大きさから、作家の筆跡を似せた贋作が出回っている可能性があります。作品の買取査定の際は、真作であるかどうかが重要なポイントです。証明書、鑑定書などで真作の証明ができる作品は、高査定額に至る可能性も高くなります。さらに、査定額アップの重要な評価ポイントとして、作品の保存状態が良いか、付属品が揃っているかがあります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 署名や印(落款)があるかどうか
- 宮入行平作の証明ができるものかどうか(証明書や鑑定書があるかどうか)
- 作品の大きさ(尺)はどれくらいか
- 良い保存状態であるか(傷や汚れなどがないか)
- 付属品が揃っているか(箱や袋、軸先など)
- 表装はされているか
6.宮入 行平の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
肉筆の書作品は、真作保証があるものはおおむね高評価を得ています。作品全体が縦205cm、横30cm、本紙が縦128cm、横27cmの書の掛け軸は、署名、落款があり真作保証されており、共箱、軸先、紐などが揃った状態でしたが、本紙に経年のシミが多数あり20,800円で落札されました。作品の保存状態が良好など条件が整えば、さらなる高値も期待できます。もしお手元に宮入行平の作品をお持ちでしたら、一度査定に出されてみることをお勧めします。
7.宮入 行平の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
伝統技術の継承者たる気概を持ち、自らに一切の妥協を許さず作刀に挑み続けた宮入行平。熱心なファンが貴重な真筆を求めており、署名、落款がある保存状態の良い作品は高額査定の好機です。一度ご確認してみる価値のある作家です。
その他の掛け軸について
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