三宅 呉暁(みやけ ごぎょう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.三宅 呉暁の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

三宅呉暁は1864年京都に生まれた日本画家です。本名は清三郎。四条派の伝統を継ぐ森川曽文に師事し、四条派の画を学びました。京都市立美術工芸学校で10年ほど教諭を務め、京都画壇の重要な作家として活躍しました。四条派の伝統を引き継ぐ繊細な筆勢と、高い画技が見せる力強い画は、褒賞を得るなど高く評価され描写力の高さからも非常に人気が高く、真作であれば高値がつく可能性もあります。

このページの目次

2.掛け軸作家「三宅 呉暁」についての概要

三宅呉暁は、明治から大正初期にかけて京都画壇で活躍した重要な人物の一人で、京都市立美術工芸学校の教諭も務めた人物です。その作品は、1890年の第3回内国勧業博覧会で褒状、1895年に妙技三等、1900年でが褒状を受賞するなど受賞や入選を繰り返します。他にも文展で褒状受賞するなど、多くの博覧会や展覧会で高い評価を受け入選や受賞を重ね、非常に高い人気を誇っていました。高い画技と伝統的な四条派の繊細で、かつ力強い画風は今も多くの人を惹きつける魅力があります。

3.掛け軸作家「三宅 呉暁」の生い立ちや歴史

三宅呉暁(本名は清三郎)は1864年、京都に生まれました。次男に京都市立絵画専門学校助教授や光華女子短期大学教授をつとめた三宅鳳白がいます。京都府画学校教諭を務め、内国勧業博覧会・絵画共進会や海外の博覧会で受賞を重ねた森川曽文に師事し四条派の画を学びます。森川曽文は四条派の伝統である花鳥画を得意としており、三宅呉暁も伝統的な写生的な花鳥画を学びました。京都私立日本青年絵画共進会の審査員や後素協会の委員などを務め、京都市立美術工芸学校では10年ほど教諭を務めるなど、京都画壇の主要作家として活躍しました。

4.三宅 呉暁の掛け軸作品の代表作一覧

  • 野見宿禰図(1890年)
  • 豊公観花(1895年)
  • 鳴鹿(1900年)
  • 園の花(1910年)

5.三宅 呉暁の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

三宅呉暁の作品は、評価の高さや人気の高さから、比較的よくオークションなどに出回ります。四条派の伝統的な画風ということもあり模写の作品も多く混在しているため、真作かどうかが大きなポイントで、真贋保証があるもの、鑑定書などが付帯しているものであれば高額での査定も期待できます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 画のサイズ
  • 共箱の有無
  • 三宅呉暁の真作か(真作保証などの有無)
  • 画の状態はいいか(シミや破れなど)
  • 掛け軸に署名や落款印があるかどうか

6.三宅 呉暁の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

三宅呉暁の掛け軸は、オークションで2,000~60,000円の値がついています。真作と判断されたものであれば、数万を超えての値がつくこともあるようです。ネットオークションで、『収穫農耕図』が出品された際には掛け軸のサイズが縦191cm×横55cmで、本紙が縦107cm×横41cmで共箱がついておりシミや糊浮きがあるものですが、57,000円で取引された実例があります。

7.三宅 呉暁の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

明治から大正にかけて活躍した四条派の画家三宅呉暁は、京都画壇に多大な影響を及ぼし多くの入選や受賞を繰り返し、その高い画技と繊細な画風は今も高い人気を誇っています。その真作ともなれば、掛け軸の値段もかなり高い値がつけられることも珍しくありません。お手元に三宅呉暁の掛け軸作品をお持ちの場合にはぜひ一度お問い合わせくださいませ。