森川 竹窓(もりかわ ちくそう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.森川 竹窓の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

森川竹窓は、江戸時代中期後期の日本の書家・画家・篆刻家です。古人の真跡の臨模に励み、1819年に『集古浪華帖』を刊行したことでその名を不朽のものにしました。また、松平定信が『集古十種』を編纂したとき協力を要請されたことでも知られています。

このページの目次

2.掛け軸作家「森川 竹窓」についての概要

森川竹窓(1763年~1830年)は、名は世黄もしくは修亮、字を離吉もしくは子敬、号は竹窓の他に良翁・墨兵・天遊、室号に柏堂があります。17歳で江戸に出て佐竹家に仕えましたが、しばらくのちに浪華に移りました。その後、備後町壱丁目、高麗橋丼池に私塾を開き、門下生に書を教えました。また、国学者で読本作家の上田秋成と親交が深かったことでも有名です。

3.掛け軸作家「森川 竹窓」の生い立ちや歴史

常日頃から古法帖の臨模に精励した功績が讃えら、森川竹窓はすこぶる名声を得ました。また傍らで篆刻も嗜み、画も巧みでとりわけ墨竹図に優れていたとされています。1804年には文人画家の浦上玉堂(うらかみぎょくどう)が竹窓の家に逗留していた記録も残っています。また、審美眼にも長けていた森川竹窓は書画骨董の収蔵にも力を注ぎました。

4.森川 竹窓の掛け軸作品の代表作一覧

  • 集古浪華帖(1819年)
  • 集古仮名遣
  • 雨傘余情
  • 草行書字句選
  • 古香斉筆記

5.森川 竹窓の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

多方面で才能を発揮していた森川竹窓。彼の多彩な才能を遺憾なく発揮した作品はどれも価値が高く、作品の種類を問わず高額査定の可能性があります。保存状態が良いとさらに高額買取できる可能性があります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か
  • 素材の質、種類
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っていれば査定額は上乗せできます)

6.森川 竹窓の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

森川竹窓の作品はあまり市場に出回っていないため、希少価値が高く高値での取引が見込めます。取引相場価格は保存状態や作品の種類によって大きく変わり、真作の場合でも証明書や鑑定書がない場合は査定額が安くなる可能性があります。もし蔵や押し入れで眠らせたままの森川竹窓の作品があれば、鑑定書などの付属品とともに査定に出されてみることをお勧めします。

7.森川 竹窓の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

篆刻、文章にも秀いで、南画にも長じていた森川竹窓。詩情豊かでありながら自然で気負いのない構図で、晩年には高逸枯淡な画境に達しました。安積家の『四君子図襖絵』は米山人はじめ戸田黄山らとの合作ですが、こうした共同作品も多数残しています。まちがいなく森川竹窓の作品であることが証明できると高い買取が期待できます。さらに、保存状態が良いとプラス査定が期待できるでしょう。

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