守村 抱儀(もりむら ほうぎ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.守村 抱儀の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
守村抱儀は江戸時代後期の俳人です。豪商でもあり、墨田に別壁を持ち十万の書物を蓄えるなど豪華な生活をしていました。俳諧、絵、詩文をして天保二十四詩家に数えられますが、守村抱儀の作品は未整理・未発掘ものが多いのが実情です。
このページの目次
2.掛け軸作家「守村 抱儀」についての概要
守村抱儀(1805年〜1862年)は名は約、通称は次郎兵衛、別号に鴎嶼などがあります。俳諧を京都の成田蒼虬、絵を酒井抱一、詩文を中村仏庵に学びました。守村抱儀は江戸浅草蔵前の札差でした。札差とは旗本・御家人の代理として蔵米を受け取り、手数料を差し引いて現金化する仕事で、貸金業務も兼ねていました。このことから札差であった守村抱儀は巨万の富を得て、豪勢な蔵前風の風俗を生み出しました。後進らが制作活動や研究に専念できるよう金銭面で援助をし、その結果小沢何丸をはじめとする後世に名を残す文化人が多数育ちました。
3.掛け軸作家「守村 抱儀」の生い立ちや歴史
文政期に抱一門の俳書に守村抱儀の名が見られることからも、精力的に作画活動をしていたことがわかっています。多年の豪奢生活がたたって晩年は没落し越後に逃れます。隠居生活を送りながらも、ひっきりなしに同好者が訪ねて来たり評を求める書信が届いたりすることから守村抱儀の面倒見の良さや人望の厚さが伺えます。
4.守村 抱儀の掛け軸作品の代表作一覧
- うみみぬ旅
- 紅葉図
- 菊に流水図扇
- 墨林奇賞
5.守村 抱儀の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。守村抱儀の作品も例外ではありません。まちがいなく守村抱儀の作品であることが証明できると高い買取が期待できます。さらに、ギズやしみがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真贋(本物)かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
- 保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
- 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)
- 掛け軸の素材の質、種類
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
6.守村 抱儀の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
金満文化人として知られる守村抱儀ですが、作品はあまり市場に出回っていないため希少価値が高く高値での取引が見込めます。取引相場価格は保存状態や作品の種類によって大きく変わります。落款やサインから真作であることが判明すれば、思わぬ高値がつく可能性があります。
7.守村 抱儀の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
守村抱儀は江戸浅草蔵前の豪商でしたが、豪華な生活で家を傾けてしまいました。それでも晩年まで制作活動に精を出し、息子の永年が明治4年に「抱儀句集」を刊行しました。未整理・未発掘の作品も多いため、守村抱儀の作品をお持ちでしたら一度査定に出されてみることをお勧めします。
その他の掛け軸について
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。