長尾 雨山(ながお うざん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.長尾 雨山の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

日本における中国学の開花に大きく貢献した長尾雨山。書家・画家としてもその評価は高く特に草書に優れた作品を多く残しているだけに、掛け軸などは高値を呼ぶことも多い作家といえるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「長尾 雨山」についての概要

長尾雨山は明治から昭和初期の漢学者・書家です。幼い頃より父の教えで漢学を始め、持って生まれた詩の才能を発揮。学習院、東京美術学校、東京高等師範学校などで教師を務めました。画家・篆刻家でもある一方で狩野直喜や内藤湖南とともに漢学を通じ、中国学を日本に知らしめた一人として有名です。

3.掛け軸作家「長尾 雨山」の生い立ちや歴史

長尾雨山は1864年、現在の香川県に生まれました。父の教えで漢学を始め才能を知られると東京帝国大学に進学。卒業後は岡倉天心の考えに賛同し東京美術学校の設立に参画します。学習院や東京高等師範学校などで教師を務めた後、上海に転居。中国で中等教科書の編纂などしたのち帰国。その後は京都で暮らし、研究する傍ら詩や書画を数多く残しました。墨竹図の評価が高く、書画の鑑定に高い力量を誇ったことでも知られます。1942年、京都の自宅で亡くなりました。

4.長尾 雨山の掛け軸作品の代表作一覧

数多くの優れた書画を残した長尾雨山は、その作品も高額となることがあります。査定が高値となる条件としては、まず間違いなく長尾雨山の真作であるといえることが必要です。その他、作品のサイズや保存の状態、落款や署名があるか、箱の有無などで査定は変化します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

間違いなく長尾雨山の真作である
作品のサイズは
保存状態はどうか
落款や署名はあるか
箱はあるか

5.長尾 雨山の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

長尾雨山の掛け軸の作品は、ネットオークションで『七言絶句 三行書』が60,000円で取引されています。本紙が縦142cm×横41.5cm、軸寸は縦208cm×横55.5cm、作品の状態もおおむね良好なものになります。また他に掛け軸ではないですが紙本の巻物で真作を謳った『鳴門攬勝詩巻』では、高額な417,690円で落札されています。本紙が縦26.5cm×横289cmで題は縦26.5cm×横66cm、表具は縦30cm×横661cmとなり、全体の状態は概ね良好な作品でした。真作で状態もよい作品であれば、作品によってはかなりの高額査定を見込めるでしょう。

6.長尾 雨山の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

狩野直喜や内藤湖南とともに日本において中国学を大いに進展させたひとりに挙げられる長尾雨山。その作品の評価は高く、掛け軸などの作品は高値を呼ぶことも多いため、長尾雨山の作品がお手元にあるという方は是非一度、査定に出されてみることをお勧めいたします。

その他の掛け軸について