長沢 芦雪(ながさわ ろせつ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.長沢 芦雪の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

長沢芦雪は江戸時代の絵師で円山応挙の弟子です。応挙門下の中でも特にその技量の高さを謳われ有名な作品を多く残しました。しかしその一方で人物としては難があったとする説も多く、その死にも様々な噂が残ります。ただ、作品の評価は揺るぎのないものであるため、掛け軸などの買取においては高値を期待できる作家といえるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「長沢 芦雪」についての概要

長沢芦雪は江戸時代中期の絵師です。円山応挙の弟子の中でも特に優れた才能を発揮した一人。師匠の応挙の作風を完璧なまでに倣いながらも、師とは違った奇抜な構図と大胆な着想の画風を確立しました。ただその人物には傲慢な点など些か問題があったとする説も多く、その死も自殺説や他殺説が囁かれています。

3.掛け軸作家「長沢 芦雪」の生い立ちや歴史

長沢芦雪は1754年、京で武士の子として生まれました。応挙門下となりますが、弟子のほとんどは町人で武士は異例でした。応挙の元で十分な力量を磨き、障壁画などを数多く手がけました。「奇想の画家」と称されることもあるように、枠に捉われない大胆至極な作品を多く残す一方、その性格には難が多かったとする説話も多く、応挙の元も破門されたとする説もあるほどです。1799年に亡くなりますがその死も他殺説が根強く残っています。

4.長沢 芦雪の掛け軸作品の代表作一覧

無量寺障壁画(1786年)
草堂寺障壁画(1787年)
紅葉狗子図(1790年頃)
山姥図(1797年)

5.長沢 芦雪の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

長沢芦雪は円山応挙の高弟にしてその技量も比類なき物とされるだけに、その作品の評価は高く、買取にも高値が期待できます。査定が高値となるためにはまず、長沢芦雪の本物の作品と言えることが最大のポイントです。その他にも、印や落款の有無、箱の有無、作品のサイズ、折れやシミ、シワなどはないか、といったことが査定を左右します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
長沢芦雪の本物の作品か
印や落款はあるか
箱は付属しているか
折れ、シミ、シワなどはないか
作品のサイズはどれくらいか

6.長沢 芦雪の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

長沢芦雪の掛け軸などの作品はネットオークションでは真贋不確かなものや模写も含めれば、1,000円から数万円で取引されています。真作を謳ったものでは、『絹本着色紅梅小鳥図』(中島来章鑑定箱付)とする作品で、サイズは軸寸が縦約190cm×横約46cm、本紙は縦約104.5cm×横約32.5cm、左方に「蘆雪 魚」落款あり、軸先は本象牙、鑑定箱付きで、状態は「古いお品故、掛軸特有の染み汚れや巻皺などの経年感は当然ございますが、大きな傷みは見受けられず良好な状態」とするものが223,000円で落札されています。また、同じく真作を謳った『寒梅之図』(紙本水墨淡彩)とする作品は、サイズが本紙横41.5cm×縦117cm、総丈サイズは横55cm×縦182cm、箱入で状態は「シミ・折れ・傷みあり」というものが101,000円で落札されています。

7.長沢 芦雪の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

円山応挙の高弟にしてその技量も比類なきものといわれた長沢芦雪。性格に難ありとされるも、その作品の評価は極めて高く掛け軸などの作品も高値となる傾向があります。長沢芦雪の作品が家に眠っているという方は是非一度、取り出して査定に出されてみてはいかがでしょうか。

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