中島 虎威(なかじま とらたけ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.中島 虎威の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

中島虎威は中島多茂都の次男として生まれ、現在も活躍を続ける日本画家です。父の影響で日本画家を志し、主に院展を中心として活躍しました。シェル美術賞展や茨城県展でも名誉ある賞を受賞し、高く評価されています。中島虎威の風景画は人気があり、高額査定も期待できるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「中島 虎威」についての概要

中島虎威は日本画の伝統的なタッチのみならず、情景を繊細な筆使いで描き、場面を切り取る描写力にも長けています。日本画でしかできない表現を日々追い求め、現在も実作に取り組み自らを研磨しています。何にも縛られない自由な表現を求めて、院展を去った後は無所属で個展を開催し、個人的に活動を行うようになりました。つくば日本画作家展、第45回記念亜細亜現代美術展や第46回亜細亜現代美術展などにも出品を行って評価を得て、名誉ある賞をいくつも受賞しています。

3.掛け軸作家「中島 虎威」の生い立ちや歴史

中島虎威は、1943年に東京に生まれました。父の影響で入学した東京藝術大学日本画科を1967年に卒業すると、1968年に開かれた第23回院展春季展で初入選を果たしました。2000年に日本美術院を去り、無所属での活動を開始します。2001年には第2回現代茨城作家展、2004年にはつくば日本画作家展、2005年にはTX開通記念つくば美術展、2007年には第2回つくば美術展など、精力的に出品を行いました。2015年にはアジア環太平洋美術大賞展に出品した『月明富士』が最優秀賞受賞。2017年は、個展を開催し、53回アジア現代美術展で『浄』が文部科学大臣賞を受賞しています。

4.中島 虎威の掛け軸作品の代表作一覧

  • 夏の終わりに(1974年)
  • 遅い春(1997年)
  • 春の雪

5.中島 虎威の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

中島虎威の作品は、特に風景画の人気が高く優れた作品の場合高値がつくことも期待できます。また、真作であり、それを証明する証明書や鑑定書などがある場合はさらに高く評価されます。共箱、共シール、署名や落款の有無も査定において重要なポイントで、査定額にも影響します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • シミなどがなく状態が良いか
  • 本人の署名や落款があるか
  • 素材は何でできているか
  • 共箱や共シールがあるかどうか

6.中島 虎威の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

中島虎威の作品は、ネットオークションでもほとんど出品されていませんが、『伊豆の山』という縦56cm×横70cmの10号の作品で、23件の入札があり10,500円で落札されています。取引の件数が少ないため明確な相場は不明ですが、中島虎威の真作で状態もよければ、数万円から数十万円の査定額になることが予想されます。

7.中島 虎威の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

中島虎威は中島多茂都の影響で、日本画を学び、はじめは院展で活躍しました。より一層、自由な表現を追求していくため、日本美術院を退院すると個人的な活動を精力的に行うようになりました。それから様々な美術展に出品を続け、受賞を重ねます。中島虎威の独特な作品は人気があり、数十万円の査定となる可能性もあります。作品をお持ちの方はぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

その他の掛け軸について