中島 有章(なかじま ゆうしょう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.中島 有章の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
中島有章は京都円山派の日本画家です。京都府画学校で教鞭を執り、後進の育成に勤めました。父は横山清暉、岸連山、塩川文麟らと共に平安四名家と呼ばれた中島来章です。
このページの目次
2.掛け軸作家「中島 有章」についての概要
中島有章(1837年~1905年)は、幕末・明治期の日本画家です。画を父・来章に学びました。1880年京都府画学校に出仕、1888年に改組後も同校で教鞭を執りました。明治17(1884)年第2回内国絵画共進会で褒状を受賞しましたが、以後の出品はされていません。
3.掛け軸作家「中島 有章」の生い立ちや歴史
中島有章は天保8(1837)年、円山派の画家・中島来章の子として京都に生まれました。父・来章の手ほどきを受けて画を学び、1855年に内裏造営に加わり、国絵図の模写にも参加。1873年には第2回京都博覧会で席上揮毫に参加しています。来章が没して後は独学で研鑽を重ね、明治13(1880)年に京都府画学校に出仕となりました。第2回内国絵画共進会受賞以後は公募展に出品せず、画作を行ったとされています。明治38(1905)年歿、68才。
4.中島 有章の掛け軸作品の代表作一覧
- 加茂行幸図
- 京洛四季(国井応文・望月玉泉合作)
- 遊鯉図
- 美人納涼図
- 鷺草にタナゴ
- 筍図(1891年)
5.中島 有章の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
作品の査定において重要なポイントは、その真贋にあります。真作を裏付ける箱書や共箱などが付いていると査定額は高くなります。またサイズや画題、作品の状態などによっても大きく査定価格が変わってきます。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真作であるかどうか(共箱や箱書などが付いているか)
- 画題は何か
- 中島有章の署名・落款があるか
- どのような仕立てか
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
- 保存状態は良好か
6.中島 有章の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
中島有章の作品はネットオークションで真贋不確かなものでも19,000円で落札されたものがありました。絹本着色の掛軸で画題は『猫と牡丹図』、サイズは掛軸全体が194cm×57cm、本紙は108.5cm×43cm、状態は「イタミ、シミ、表具上部に大きなイタミ有り」と説明されています。
7.中島 有章の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
中島有章は公募展にほぼ出品していないため受賞歴は多くありませんが、その画力は高く、京都画壇で活躍した作家です。もし中島有章の作品をお持ちでしたら、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。。
その他の掛け軸について
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