中路 融人(なかじ ゆうじん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.中路 融人の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
中路融人は、昭和後期から平成にかけて活躍した日本画家です。テキスタイルデザイナーとして勤務しながら創作を行い、晨鳥社に入塾すると山口華楊に師事しました。主に日展で活動し、多くの賞を受賞しています。文化功労者でもある中路融人が描く原風景の画は人気が高く高値で取引されています。
このページの目次
2.掛け軸作家「中路 融人」についての概要
中路融人は、琵琶湖周辺の原風景に惹かれて60年余りもの間、湖畔やのどかな田園風景などを描き続けました。精密なデッサンを基礎としながら、四季の彩りを感じさせる表情豊かな作品で、独自の画境を開いています。初期は日展でも落選を続けますが、山口華楊に師事し研磨を続けると第12回日展で初入選となりました。以降は入選を続け、着実と日本画壇に名を広めていきました。文化功労者にも選ばれており、素晴らしい作品を多く残しています。
3.掛け軸作家「中路 融人」の生い立ちや歴史
1933年、京都にて生まれた中路融人は幼い頃から、母の生まれである滋賀県にたびたび訪れていました。1952年に京都市立日吉ヶ丘高等学校美術科を卒業。デザイン事務所で働きながら創作活動を行いました。1954年、日展に『浜』を出品するものの落選。晨鳥社に入塾して山口華楊を師としました。1956年に開かれた日展で『残照』が初入選し、以降入賞を続けました。1997年は前年、日展に出品した『映象』が日本芸術院賞を受賞し、2012年には文化功労者となりました。2017年、83歳でホジキンリンパ腫のため亡くなりました。
4.中路 融人の掛け軸作品の代表作一覧
- 残照(1956年)
- 焔樹(1974年)
- 映象(1996年)
5.中路 融人の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
中路融人の作品にはリトグラフや肉筆の日本画などがあります。特に日本画は一点ものであることから人気と価値が高く高額な査定になる場合が多いです。また、共シールや鑑定書などの付属品があり、状態の良い品であればさらに高い評価となり、高額査定につながります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント
- 中路融人の作品であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 汚れや色あせがないかどうか
- 共箱や共布が付属しているかどうか
- 署名や落款があるかどうか
6.中路 融人の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
ネットオークションでも中路融人の作品は取引されており、リトグラフの場合20,000円前後、肉筆の作品の場合は100,000円から350,000円ほどで落札されています。縦60.6cm×横72.5cm、10号の『湖北』という作品には28件の入札があり、107,000円で落札されていました。最高額の落札価格は350,000円で『早春の朝』という縦42cm×横51cm、6号の日本画です。リトグラフなど版画の場合は発行部数が多く数万円での取引となることがほとんどですが、真作の掛け軸作品の場合には数十万円ほどの査定額になる可能性が高いです。
7.中路 融人の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
中路融人はテキスタイルデザイナーとして務めながらも、日々制作活動を行い続け、日展で初入選を果たしてからは受賞を重ね、日本画壇の第一線で活躍することとなりました。文化功労者にも顕彰され、その高い評価から作品は数十万円の査定額になることも多いです。掛け軸や日本画など、中路融人の作品をお持ちの場合はぜひ一度ご連絡ください。
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