南光坊 天海(なんこうぼう てんかい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.南光坊 天海の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

南光坊天海は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての天台宗の僧です。天海、智楽院とも呼ばれています。徳川家康の側近として、江戸幕府初期の朝廷政策・宗教政策に深く関与しました。機知に富んだ人物で、多くの人脈を得ていたことでも知られています。

このページの目次

2.掛け軸作家「南光坊 天海」についての概要

南光坊天海(不詳〜1643年)は陸奥国に生まれたとされていますが、自らの出自を弟子たちに語らなかったことから、来歴については不明の部分も多いです。南光坊天海は江戸幕府中枢を担った功績から大僧正になり、諡号は慈眼大師(じげんだいし)です。

3.掛け軸作家「南光坊 天海」の生い立ちや歴史

南光坊天海は、徳川幕府の陰の参謀と呼ばれることもあります。1603年に徳川家康が幕府を開いた時、江戸はほとんど廃墟に近い状態でした。この地に新しい武士の国を作るべく活躍したのが当時、家康の側近だった南光坊天海でした。江戸を構築するにあたって天台密教や陰陽道に基づき、東西南北に青龍・白虎・玄武・朱雀の四つの守り神を配しました。

4.南光坊 天海の掛け軸作品の代表作一覧

南光坊天海は、掛軸、書状などの作品が残っています。前半生は明らになっていないことから、南光坊天海の作品は鑑定が非常に難しいです。偽物も多く、まずは南光坊天海本人の真作であるかどうかが大きなポイントです。また保存状態が良いか、箱があるかなども査定額UPの重要な要素です。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • 希少な作品であるか(欲しがる人が多いほど買取価格はあがります)
  • 素材の質、種類
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)

5.南光坊 天海の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

出自の曖昧さもあり、小説等で出てくる説として南光坊天海が足利将軍家12代の足利義晴の子という説や明智光秀と同一人物という説もあります。作品についてもほぼ市場に出回っておらず、落款やサインから南光坊天海の真作である信憑性が高いことが証明されると高額査定になるでしょう。

6.南光坊 天海の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

南光坊天海は、徳川家康の信頼を得て家康、秀忠、家光の3代の政権にわたり、政治、宗教など諸分野の顧問役を務めました。300年近く続いた徳川幕府の基礎の確立において南光坊天海の功績が大きかったことは疑いようもありません。鑑定が難しい作品が多いですが、南光坊天海の作品をお持ちでしたら、一度査定に出されてみることをお勧めします。

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