二代目歌川 国明(うたがわ くにあき)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.二代目歌川 国明の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

二代目歌川 国明は、江戸時代の末期から明治時代に活躍した浮世絵師です。蜂須賀家の養子となっていたことから、明治以降は蜂須賀国明と名乗り、『西郷隆盛家族離別の図』など西南戦争を描いた挿絵などを手がけています。享年は54歳、1888年(明治21年)に亡くなるまで作画を続けた作家でした。

このページの目次

2.二代目歌川 国明の掛け軸作品についての概要

二代目歌川 国明は、1848年頃(嘉永元年)から没年の明治1888年(明治21年)が作画期とされており、相撲絵、風俗画、役者絵を描いていました。なかでも『軽気球之図』のような相撲絵を多数描いています。また、『洪水落橋図』などの報道画にも特色がある作家と言われています。万延・文久頃に描かれた横浜絵の作風は、兄である初代歌川国明の作品のものと区別が難しいと言われています。

3.二代目歌川 国明の掛け軸作品の歴史や情報

二代目歌川国明は、1835年(天保6年)に生まれ。本性は平沢、俗称は斧二郎です。1847年(弘化4年)頃より三代目豊国の門人となり研鑽を積んでいます。三代目歌川豊国の門人であった初代歌川国明の弟にあたり、後に兄の号を継承し二代目歌川国明と名乗りました。没年にあたる明治1888年(明治21年)頃まで作画を続け、この頃は蜂須賀国明と称しています。江戸東京博物館に『勧進大相撲土俵入図』、都立図書館には『軽気球之図』が所蔵されています。

4.二代目歌川 国明の掛け軸作品の代表作一覧

  • 勧進大相撲土俵入図(1876年)
  • 軽気球之図(1877年)
  • 芝公園地丸山御遊覧之図(1880年)
  • 新吉原娼妓黴毒病院検査之図(1883年)
  • =B23&C23&D23

5.二代目歌川 国明の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

査定にあたっては二代目歌川国明の確かな落款や印があることが重要です。真作を証明できる鑑定書や書付があるとなおよいでしょう。保存状態やサイズ、仕立てによっても大きく査定金額が変動いたしますのでご留意ください。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 二代目歌川国明本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 軸や画の素材は何でできているか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.二代目歌川 国明の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

二代目歌川国明の掛け軸は、ネットオークションでの取引数が非常に少ないため、真作であれば高値で取引が見込める可能性があります。取引相場価格は、サインや落款が確認できるか、また保存状態は良好か、付属品があるかによって大きく変動します。もし二代目歌川国明の作品をお持ちでしたら是非お問い合わせください。

7.二代目歌川 国明の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

二代目歌川国明の作品は、初代歌川国明のものとの区別が難しいです。明治以降は蜂須賀国明と称し、作品を残しています。相撲絵を得意としており、明治頃には西南戦争関連書物の挿絵を描きました。二代目歌川国明の掛け軸をを所有している方は是非一度査定されることをお勧めします。